6月23日「教育長の学校日記」
「わんぱくの森」は、学びと遊びの宝庫
![]() |
![]() |
【2年生活】学びの宝庫「わんぱくの森」 | 【6年総合】日光CM作りに挑戦! |
![]() |
![]() |
【4年図工】自分らしさを伸び伸びと | ▲こどもも立ち寄る校長室 |
![]() |
![]() |
▲熱中症予防(保健室の掲示) | ▲亀ジャムと校長先生 |
区内唯一の「森がある学校」、亀高小学校を訪問しました。この学校日記を見てくださっている方はご存じかもしれませんが、私は自然が、その中でも特に昆虫が大好きです。広大な「わんぱくの森」がある亀高小に行くと、いつもわくわくしてしまいます。もちろん、今日も超わくわくして学校に向かいました。
今、「わんぱくの森」は新緑がとっても鮮やかです。たんぼの亀高米「かめひかり」もすくすくと育っています。アンズの実を収穫したそうですが、モモやキウイ、レモン、ミカン、ウメ等の実も大きくなってきています。ラベンダーの花も見事で、まるで富良野に来ているかのようでした(ちょっと言い過ぎたかな…)。
私が3階の教室から「わんぱくの森」を見ると、2年生のこどもたちの姿があったので、現場に直行しました。こどもたちは生活の学習をしていました。「見つけた~!」という声とともに、Chromebookで写真を撮っています。「トンボ~!」という声がしたので見に行くと、何とオオシオカラトンボでした。シオカラトンボより濃い青がきれいなんですよね。「わんぱくの森」で学んでいるこどもたちの表情を見ていると、楽しそうですし、輝いています。「わんぱくの森」はこどもたちにとって、学びと遊びの宝庫だなあと改めで実感しました(「わんぱくの森」については、亀高小のホームページをご覧ください)。
吉田校長先生に、学校経営で大切にしていることについてお話を伺うと、開口一番、「『こどもど真ん中』です!」と満面の笑みで、元気に答えてくださいました。授業や休み時間に見たこどもたちの元気で楽しそうな様子と一緒だったので、思わずうれしくなってしまいました。短い訪問でしたが、「わんぱくの森」以外にも、いいなと思ったことがたくさんありましたので、少し紹介します。
5年生の算数での、こどもたちの学ぶ姿勢の素晴らしさには驚きました。背筋を伸ばして学んでいる姿勢もそうですが、先生の説明に聞き入る集中した姿もすごかったです。「学びたい!」そんな気持ちが伝わってきました。日光移動教室から帰ってきたばかりの6年生は、Chromebookで動画編集をして日光のCMづくりに取り組んでいました。先生とこどもたちの会話を聞いていると、「クラスルームで…、ブックマークしておくと便利…」、「先生!キャンバで…」のようなやり取りが…。そして、黒板には、「キャッチコピー…」、「インパクトのある…」等という言葉が。情報端末やたくさんのカタカナワードを使いこなすこどもたち、CMの完成が楽しみですね。もしかしたら、江東区公式Instagramの今後の学生広報サポーターとして活躍してくれるかもしれませんね。また、廊下の図工の作品が見事でした。2年生の水色の絵の具の吹き流しを生かした雨降りの絵や4年生のコラージュ等、こどもたちの伸び伸びとした表現、それぞれの思いが生きた色づかい、みんな自分の作品をしっかりと創り上げているのもいいなと思いました。
帰り際に、本校で採れたアンズで作ったジャムをいただきました。とてもおいしくて、素材の味が生きた優しい味でした。ジャム作りには、6年生のこどもたちも参加したようです。「亀ジャム」と名付けられたジャムですが、次は何の実を使った「亀ジャム」ができるのでしょう。「こどもど真ん中」で、「学ぶ楽しさ、ともに生きる喜びがあふれる学校」を目指している本校、こどもたちが大好きな「わんぱくの森」を中心に、ますますわくわくが止まりませんね。魅力あふれる「わんぱくの森」、今度はじっくりと昆虫観察に伺いたいと思いました。
江東区教育委員会教育長本多健一朗
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください