11月5日「教育長の学校日記」
税に関する児童・生徒作品「区長賞」授与式
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| ▲区長から賞状の授与 | ▲「絵はがき」エピソードの発表 |
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| ▲「標語」エピソードの発表 | ▲作文の発表 |
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| ▲作文の発表 | ▲税に関する絵はがき作品 |
毎年、租税教育の一環として、「税に関する絵はがきコンクール」、「税の標語」、「税についての作文」の募集をしています。江東区には、江東東税務署、江東西税務署の2つの税務署があり、それぞれでも児童・生徒の作品の表彰を行っていますが、今日は区長賞を受賞した児童・生徒の表彰を江東区納税功労者感謝状贈呈式とともに、江東区文化センターにおいて、江東区主催で実施しました。
毎年、児童・生徒の作品の素晴らしさに驚かされますが、特に、中学生たちの税についての作文は、税について考えるきっかけ、そしてその考えがとても素晴らしく、感動しています。児童・生徒は、社会科の授業で税について学んでいますが、本区で熱心に取り組んでいる「租税教室」をきっかけに税について調べてみようと思ったという生徒も多くいます。また、コロナ禍での給付金や一人一台端末の配布、給食の無償化等、これまで以上に税というものを身近に感じることができるようになったことも、税に対する関心を高めるきっかけになっているのではないかと思います。
【税に関する絵はがきコンクール『区長賞』】※作品は写真をご覧ください。
<南陽小6年>「税」の字の中に、税金でできている物、税金で支えられていることの絵、そしてたくさんの税の名称が書かれています。税についてたくさん調べたそうです。周りの桜の花もとても素敵です。「私たちの社会は税金が守る」という言葉もいいですね。
<第四大島小6年>学校で行われた租税教室を通して、税への関心を高めたそうです。生まれてから高齢者になるまで、私たちの人生が税金に支えられていることが上手に絵で表されています。虹がかかっているのも、「限りある税金大切に」という言葉もいいですね。
【税の標語『区長賞』】
<深川第二中1年>「協力し税を納めて築く街」
街を見渡すと、道路や橋、学校、多くの物が税金で造られているということに気付いて、この標語を作ったそうです。「協力し」という言葉もいいですよね。
<第二亀戸中2年>「税金で次は私が恩返し」
自分の生活の多くが税金に支えられていることに気付き、大人になったらしっかりと納税をしようという思いを、「恩返し」という言葉で表したところがいいですね。
【税についての作文『区長賞』】
<有明中3年>「ふるさと納税と江東区の未来」
ふるさと納税について調べる中で、「54億円が消える街、江東区」という記事から衝撃を受けたそうです(今年度は約62億円)。「私は一つの結論にたどり着いた。この制度は、地方を元気にする『光』と、私たちの住む街の体力を奪ってしまう『影』の側面があるということだ。どちらか一方が正しくて、もう一方が間違っているという話ではない」という一節は、ふるさと納税の課題をうまく表現していますね。結びに、自分にできることを具体的に述べているのも素晴らしいですね。
<大島西中3年>「見えない応援団」
「整った机と椅子、ほどよい空調、そして静かな空間。図書館の中にいるだけで、『頑張ろう』そう思える」そんな図書館が、そして自分の周りの多くのことが税金で支えられていると気付き、税金を誰かの夢を支える見えない応援団と表現したところも素晴らしいですね。また、図書館に通っていて、「この空間が、誰にとっても安心して頑張れる場所であってほしい」と思った、という一節に感動しました。図書館を管轄する者として、「皆さんにとって、よい図書館をつくっていく」という思いを一層強くしました。
今回、表彰された児童・生徒の作品は、今後、江東西税務署、江東東税務署で表彰される作品とともに、11月11日~17日の「税を考える週間」に江東区役所、両税務署、区HPで展示・掲載されます。※区役所展示は13日から、区HP掲載は年度末まで。
江東区教育委員会教育長本多健一朗
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