9月11日「教育長の学校日記」
ジュリア・ロングボトム英国大使をお迎えして
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▲“All English”で進む授業 | ▲大使にも積極的に、「Hello!」 |
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▲楽しく、明るく、そして真剣に学ぶ | ▲「自分を信じて前に進んでください!」 |
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▲大久保区長からも熱いメッセージが! | ▲5年生児童による“welcome sign” |
今日は、これまで英国からのお客様が何度か訪問されている有明西学園に、ジュリア・ロングボトム英国大使が初めて訪問されました。授業の様子を見ていただいたり、お話をしていただいたりと、こどもたちにとって、そして私たちにとっても、とても貴重な時間となりました。
ちょうど前期課程、後期課程ともにALT(Assistant Language Teacher, 外国語指導助手)が入った英語の授業がありましたので、大使に参観していただきました。こどもたちは、お客様に授業を見られることには慣れていますので、普段通り伸び伸びと学習をしていましたが、ALTはかなり緊張していたようです。大人はそうですよね。授業を見ていただくのが、大使ですからね。
有明西学園では、9年間を通して英語教育に力を入れており、積極的に英語でやり取りをすることを大事にしています。今日の8年生の授業では、大使にも生徒との英語でのコミュニケーションに参加していただきました。「What do you like doing?/What do you enjoy?」という質問に対して、「I like playing tennis./I enjoy playing tennis.」のように、動名詞を使って答えます。ただ、会話をするのではなく、まず全員にイラストが描かれた秘密のカードが配られ、まずその内容をジェスチャーで相手に伝えます。そして、それを英語で伝え、合っていればクリアです。英語でのコミュニケーションでは、「gesture」や「eye contact」、「clear voice」等が大事です。生徒たちは大使にも積極的に話かけ、英語でコミュニケーションをとっていました。生徒たちのヒアリングやスピーキングの能力の高さ、そして笑顔でのコミュニケーションに感心しました。
授業参観後の8年生の生徒たちとの交流の時間では、スピーチもしていただきました。大使は、日本語がとてもお上手なのですが、英語の学習をしている生徒たちのことを考えて、英語と日本語を使い分けながら、自らのご経験等を生徒たちに話してくださいました。最後には、「自分を信じて、前へ進んでください!」という熱いメッセージをくださいました。「力いっぱい~Do my best!~」を校訓とし、「挑戦する人」を教育目標に掲げている本校の生徒たちの心に、しっかりと刻まれたことと思います。
生徒たちは、大使のスピーチを受けて、(日本語でもよかったのですが)英語でやり取りをしました。「プロサッカー選手になって英国で活躍したい!」という生徒の夢の話に対して、大使は日本の選手が、男子も女子も英国で活躍していることを例にあげ、期待を込めて、エールを送ってくださいました。
有明西学園の校歌には、「心をつなぐ 時をつなぐ 世界をつなぐ」、そして「有明から輝く人になる」という歌詞があります。ジュリア・ロングボトム英国大使の今回の訪問は、本学園の生徒たちの「つなぐ」気持ち、そして「輝く人になる」という思いに火をつけてくれたのではないでしょうか。大使、本日はありがとうございました。これからも江東区のこどもたちのため、先生方のためにお力添えをよろしくお願いします!
江東区教育委員会教育長本多健一朗
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