12月10日「教育長の学校日記」
こどもたちの学びと行動、そして笑顔が、江東区の未来をつくる!世界も変える!
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| 【四砂小】まとめ、発表も上手です! | 【四砂小】児童の気付きや思い |
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| 【四砂小】江東区の考えを伝えます | 【四砂小】寒さに負けず元気です! |
今日は、江東区のこどもたちの活躍に触れ、頼もしさを感じた一日でした。午前中は、第四砂町小学校の4年生から、「南砂ハッピーライフプロジェクト」というテーマで自分たちの考えをまとめたのでぜひ聞きに来てほしい、とご招待をいただき、総合的な学習の時間の授業に参加してきました。
これまで四砂小4年生の児童は、社会科や総合的な学習の時間に、自分たちの町のことや、防災、ユニバーサルデザイン(UD)等について学んできました。その中で、地域の課題を何とかしたいと考え、「南砂ハッピーライフプロジェクト」という学習に取り組んできました。児童は、「みんなが使いやすい公園がある町にしたい」、「どんな災害にも強い町にしたい」、「みんなが安全、安心にくらせる町にしたい」等の思いを抱き、そのためのアイデア等を話し合い、調べたことや考えたことを発表してくれました。地域の課題を明確にして、改善策を考えるという「探究的な学習」への取組、素晴らしかったですね。
児童が学習を通して気付いた大切なことが、またとてもいいんです。「日頃から挨拶をする等、身近な人たちで関係を作っていくことが、助け合うためには大事」、「町を大切に使っていく等、一人一人の意識を高めていくことが大事」、「問題に気付く、見付ける力が大事」等です。こんなことを考えられる4年生、すごいですよね。
私からは、区役所でも皆さんと同じような思いがあって、様々な計画を作って取り組んでいることを話しました。公園については、まさに今「江東区公園マスタープラン」を作っていることも紹介しました。そして、みんなの意見を生かしていくことが大切なので、どんどん意見を聞かせてほしいという話もしました。最後には、「ちいさなハチドリのちいさないってき」の絵本を見せながら、「みんなは世界も変えられるんだよ!」というメッセージを伝えました。これからの四砂小の児童の活躍、楽しみです!
午後には、毎年人権週間に江東区で実施している「守ろう人権~講演とメッセージのつどい~」に参加しました。そこでは、「全国中学生人権作文コンテスト東京都大会」の江東区代表に選ばれた大島中2年生の生徒の作文の表彰と紹介がありました。作文の題名は、「知ることが第一歩」です。「コーダ(CODA)」について初めて知ったことから、私たちの生活が障害のある方にとってはどのように感じられるのか、障害のある方への偏見や差別、二つの手話の存在等、様々なことをさらに知り、考えることができたことや、正しく物事を認知し、差別や偏見を減らしていきたいという思いが書かれた、素晴らしい作文でした。人権課題には様々なものがありますが、「知ること」は大切ですね。
その後、豊洲小4年生による人権メッセージと歌の発表がありました。児童は、人権についての学習、UDや福祉についての学習、パラスポーツ体験やデフリンピック観戦等を通してたくさんのことを学びました。一人一人の個性を尊重すること、「みんなちがって、みんないい」…、児童のメッセージや歌は会場の皆さんにしっかりと届いたはずです。舞台袖で会った時に、みんながとても明るい素敵な笑顔だったのが印象的でした。発表と歌、素晴らしかったです!
今、江東区では、「みんな、かがやく!」をテーマに、こども主体の教育を進めています。どの学校、幼稚園に行っても、こどもたちの輝く姿を見ることができます。この子たちが、江東区の未来をつくる!世界をも変える!という自信が確信に変わった一日でした(本区出身の松坂大輔さんの言葉を拝借)。「みんななら、できる!」
※「人権のつどい」は撮影禁止のため写真はありません。
江東区教育委員会教育長本多健一朗
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