11月22日「教育長の学校日記」
「みんながかがやく、みんなでかがやく!」<周年記念式典⑤>
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| ▲校章の紹介をする校長先生 | ▲児童の「喜びのことば」 |
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| ▲6年生によるアトラクション | ▲4年生によるアトラクション |
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| ▲バルーンリリース | ▲みんなで作った「TOYOSU WEST 10」 |
豊洲西小学校の開校10年記念式典が行われました。もう10年も経つのか…、というのが実感です。私は開校準備から関わり、平成27年の開校初日の開校式にも、12月の開校記念式典にも参加しました。昨年は、「豊洲西小に携わっている大人の人は、どんな思いや考えで関わっているのか、インタビューをして考えを深めよう」という本校の6年生の国語の授業に招かれ、開校時の豊洲西小の話などをさせてもらいました(令和6年6月12日の学校日記)。開校時は、10学級、274名でしたが、今は36学級、1111名という区内随一の大規模な小学校になりました。
校舎内を歩いていて、式典会場に向かう数名の6年生の児童に会いました。みんな、とってもにこやかな表情をしていて、明るいあいさつをしてくれました。これからの式典が楽しみでわくわくしている、表情からはそんな印象を受けました。
少しして、式典会場の体育館をのぞいてみると、既に、5、6年生の児童が既に席に着いていました。ここでも、児童たちは笑顔がいっぱいで、体育館中が温かな雰囲気にあふれていました。そんな様子を見ていて、こちらも自然に笑顔になってきました。「みんな、頑張ってね!」と声をかけると、「はい!」という元気な返事が返ってきました。
記念式典が始まりました。櫛田校長先生は式辞の中で、校章についてお話をされました。本校の校章は、海を望む町並みと造船の歴史を残す豊洲の地域をイメージしたものになっています。校章の中にある「豊」の字は船を表していて、その船はまさにこどもたちがいる学校です。そして、校章は船を操舵する「舵輪(ハンドル)」になっています。櫛田校長先生が用意された校章をじっくり見ながら話を聞いていた児童たち。未来の豊洲西小、未来の豊洲に思いを馳せながら、自分たちが大航海していくことを想像していたのではないでしょうか。
児童は、「喜びのことば」の中で、「校歌に込められた願いや思い」について紹介してくれました。児童は、開校10周年記念集会で、当時の校長先生、校歌を作曲された音楽の先生をゲストティーチャーとしてお招きし、校歌について直接教えていただいています。大好きな校歌が、より好きになったことと思います。児童は、校歌に込められた「優しい心豊かなこどもに育ってほしい」、「仲間とともに切磋琢磨してほしい」という願いを紹介し、「歌詞のような小学生が豊西には、たくさんいます!」と力強く語りました。そして、この10周年を記念してみんなでつくった、素敵な「豊西讃歌」を披露してくれました。
式典後は、児童が中心に進められたアトラクションがありました。体育館では、全校児童、そして本校に関わる大人たちも参加した10周年記念ムービー、6年生によるソーラン節が披露されました。場所を校庭に移してからは、4年生のフラッグを使った表現、そしてバルーンリリースが行われました。高層ビルの上に広がる雲一つない青空に飛んでいくバルーン、きれいでしたね。
改めて、豊洲西小学校開校10周年おめでとうございます。開校10周年記念式典実行委員会、PTA、地域、教職員の皆様、ありがとうございました。今日、一日を通して、すべての児童が笑顔だったのは、いや、大人も含めたすべての皆さんが笑顔だったのは、本校の目指す、「みんながかがやく、みんなでかがやく!」が実現できているという証(あかし)でしょう。「豊西讃歌」にあるように、本校の児童たちは、「大事な場所心のふるさと」である豊洲の町、そして本校の未来をつくり、支えてくれることでしょう。期待しています!
江東区教育委員会教育長本多健一朗
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