8月5日「教育長の学校日記」
新たな自分(New Me)と出会えた留学生の皆さん、お帰りなさい!
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▲区長からの労いと期待の言葉 | ▲充実感あふれる生徒代表の言葉 |
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▲カナダで披露した合唱「瑠璃色の地球」 | ▲カナダでの思い出とともに |
令和7年度江東区立中学校生徒海外短期留学の留学生が7月29日に無事帰国し、本日、解団式を行いました。彼らの表情と笑顔を見れば、この短期留学が素晴らしいものであったことがよく分かります。引率団長の鈴木校長先生からも充実した11日間だったという力強い報告がありました。なんと、現在のスクォミッシュ市長さんは高校生の頃、本区の短期留学のカルチュラル・アシスタントをされていた方で、今後もこの事業へのさらなる協力を約束してくださったそうです。解団式での代表生徒の言葉を紹介します。
「私たち、第36回江東区立中学校生徒海外短期留学生は、今回のカナダ短期留学を無事に終えることができました。私たちは、この短期留学で、たくさんの素晴らしい貴重な体験をしました。その中から2つをお話します。
一つは、カナダの美しく、雄大な自然を全身で感じられたことです。カナダは、地域を問わずとても緑豊かな国でした。特にスクォミッシュでは、CGではないかと疑うほど美しい山々が連なっていて、海や川は真っ青な色をしていました。『Sea to Sky』では、ゴンドラに乗って山の頂上まで行き、海と空がつながっているような景色を見ました。また、アリスレイクでは、日常ではなかなか体験できない、大自然の中でのカヤックや水遊び、ハイキングをしました。そして、ウィスラーでの遠足では、7月にも関わらず雪が山に積もっていて、雪景色を見ることができました。このように、私たちはカナダの美しい自然に思いっきり触れることができました。
もう一つは、カナダの文化や生活習慣を体験してきたことです。その中でも、私たちにとってホームステイはとても魅力的なものでした。ホストファミリーと会う前は、とても緊張していたけれど、温かいファミリーに迎えられ、すぐに打ち解けられました。自分の知っている限りの英語で緊張しながらも伝えようと努力しました。言葉と想いが通じた時の喜びは今でも忘れられません。自分の意志をはっきりと伝えることが大切だということを学びました。さらに、生活をする中で、シャワーの出し方や食文化の違いなど、驚くことばかりでした。ファミリーはいつもランチバッグを持たせてくれて、友達と今日は何かと楽しみにしていました。また、先住民の方のお話を聞いたり、トーテムポールを見たりと、カナダの歴史にも触れることができました。
私は、この11日間を本当に素敵な留学生の仲間と先生方とともに過ごすことができ、とても幸せです。サレー市訪問では、親善大使として、練習を積み重ねてきた合唱を披露することができ、団結力を感じることができました。また、ソーラン節やシャケサンバをバスの中でも練習し、フェアウェルパーティーで披露することができました。みんなで作り上げた最高のできでした。そして、先生方や現地でのスタッフさん、カルチュラル・アシスタントの方々にたくさん支えられ、11日間全力で楽しむことができました。先生と歌いながら乗ったリフトやお土産の話で盛り上がったこともよい思い出です。
『Hello New Me ! ~世界の未来と自分の将来へ導く一歩~』のスローガンのもと、私たちは今までにない新しい自分と出会い、可能性を広げ、多くの成長を感じることができました。私は、自分のコミュニケーション能力が高まったと感じています。この貴重で価値ある留学の機会をくださった大久保朋果区長を始め、教育委員会の皆様、学校の先生方、引率の先生方、関係者の皆様、家族のみんな、私たちを支えてくださり、本当にありがとうございました。
これからの私たちに求められているのは、この貴重な体験を胸に、日本そして世界へと羽ばたいていくことだと思います。“With great hope in our hearts, we will carry this experience forward as we reach for even greater heights.”私たちはこの貴重な経験を活かし、さらなる飛躍へとつなげていくことをここに誓います。留学生代表」
留学生の皆さん、引率の先生方、お疲れ様でした。これからの留学生の皆さんのさらなる活躍を期待しています!
江東区教育委員会教育長本多健一朗
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