11月7日「教育長の学校日記」
「50年のありがとう未来にはばたけ!ゴーゴーゴー」<周年記念式典③>
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| ▲「たくさんの人に支えられているね」 | ▲素敵な「お祝いのことば」 |
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| ▲ミニタモリ登場? | ▲年長組のアトラクション |
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| ▲みんなで作ったバースデーケーキ | ▲みんな大好き「けろけろいけ」 |
南陽幼稚園の開園50周年記念式典が行われました。本校は隣接する南陽小学校が開校した翌年、昭和51年4月に南陽小学校併設園として開園しました。平成18年度に独立園となり、令和2年度からは、3歳児保育・預かり保育も始まりました。大きなケヤキの木が真ん中にある広い園庭の本園は、いつも、おひさまいっぱい、友達いっぱい、笑顔いっぱいです。
周年記念式典の会場となっている遊戯室に入ると、ニコニコ~っと、笑顔いっぱいの年長組さん43名が立派な姿で座っています。一人一人を見ると、自信に満ちあふれていて、これから始まる式典が楽しみで仕方がないという思いが伝わってきました。
鳥居園長先生は式辞で、ペープサートの手法で上手に幼児に話しかけました。幼児は、しっかりとうなずきながら話を聞いています。教育目標の「元気な子」、「やさしい子」、「考える子」についての話も、自分たちの園生活を思い出しながら、「自分たちは、できているぞ!」と納得しているようでした。
大久保区長も祝辞を工夫され、幼児が大好きな本園の「けろけろいけ」の話をされました。みんな、真剣に話を聞いています。卵からオタマジャクシへ、そしてカエルへと育って、池を旅立ったカエルの一生、成長に重ねて、「みんなも、立派なカエルになれるかな?」と話しかけました。すると、幼児は「ぼくたちは、人間だから、カエルにはならない…」と思ったようで、反応に困っています。そこで大久保区長が、「立派な大人になれるかな?」と言い変えると、「は~い!」と元気な声で答えてくれました。さすが、「元気な子」、「やさしい子」、「考える子」を実践できている本園の年長組さんです。
年長組さんは、式典の「お祝いのことば」も自分たちで考えたそうです。幼児が考えたからこその素敵な言葉がたくさんありました。「なんようようちえんは、おひさまぽかぽか、あったかいです」、「おおきなケヤキは、いつも、みんなをみまもってくれます」、「ねんしょうぐみは、ちいさくてかわいいです。ないたらねんちょうぐみがたすけます」、「ねんちゅうぐみになると、がんばるちからがふえてきます。こまったときは、ねんちょうぐみがたすけます」、「たくさんあそんで、たくさんけんかして、すてきなねんちょうぐみになります」、「なんようようちえんがげんきでいるから、いろいろなことをがんばれます」、「500さいまで、げんきでね」等々…。年長組の立派な姿に涙が出てきました。幼稚園での3年間の成長は、本当にすごいです。まさに、先生方の意図的・計画的な保育の賜物です。
改めて、南陽幼稚園開園50周年おめでとうございます。50周年実行委員会、父母と教師の会、まつり部、ひだまり音楽隊、地域、教職員の皆様、ありがとうございました。幼児の言葉にもありましたが、まさに、「おひさまぽかぽかであったかい」周年記念行事でした。500歳の誕生日のお祝い、できたらすごいですね!
江東区教育委員会教育長本多健一朗
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