11月1日「教育長の学校日記」
「未来の青空 ひとつになってはばたく♪」<周年記念式典②>
![]() |
![]() |
| ▲児童代表の言葉 | ▲スクールソング「未来の青空」斉唱 |
![]() |
![]() |
| ▲プロジェクション・マッピング | ▲未来の空へ、風船のように |
![]() |
![]() |
| ▲「花たばをあなたに」(1年) | ▲素敵な100周年ロゴマーク |
第三大島小学校の開校100周年記念式典が行われました。本校は大正15年4月に第三大島尋常小学校として開校しました。これまで、東京大空襲による校舎焼失や洪水等、様々な苦難を乗り越え、地域の発展とともに、平成12年に現在の地に移転をしました。武者種彦初代校長先生が作詞された校歌の歌詞を見ると、開校当時の本校の地域の様子や児童への期待が伝わってきます。開校時は児童数434名で7学級でしたが、100周年の今年度当初は、児童数448名で15学級です。偶然にも児童数は同規模ですが、学級数は倍以上です。学びの環境も100年で大きく変わってきたことが分かります。
浦野校長先生の式辞の中で、100周年を機に過去を振り返るだけでなく、これから次の100年、未来をひらくスタートにしましょうという話がありました。大久保区長も祝辞の中で、児童へ100年後の話をされました。100年先の次代、そしてこの地域や本校は、間違いなく今の児童たちの活躍なくしてはありえません。
100周年を迎えるにあたり、本校では様々なことに取り組んできました。それらのすべての取組は、「Dream夢をもってDynamic生き生きとDramaticワクワクする学校 それは三大小!」をスローガンに学校づくりをしている本校らしく、児童を中心にしながら、教職員、保護者、地域の皆様もともに進めてきた、笑顔あふれるものでした。
特に、児童の言葉を生かしながら、シンガーソングライターの佐藤ひらりさんが作ってくださったスクールソング「未来の青空」は、間違いなく本校に関わるすべての皆さんの心に残り、ここからも長く歌い続けられるに違いない素敵な歌になりました(スクールソングの取組については、昨年4月17日の「教育長の学校日記」<前編><後編>をご覧ください)。100周年の年には卒業してしまう、昨年度の6年生もスクールソング作りに参加し、卒業前にスクールソングは完成しました。このことも、本校ならではの温かさを感じるエピソードです。
開校記念式典をはじめ、その後のサプライズやバルーンリリース、祝賀会も、本校らしさを感じるものでした。特に、式典の「児童代表の言葉」で各学年代表の6名の児童が述べた言葉、そしてその姿、本当に素晴らしかったです。その子らしさが輝いていて、そして思いがストレートに伝わってきました。自分の思いや考えを、原稿を見ることなくしっかりと伝えることを大切にしている本校の実践の賜物ですね。先生方の指導に大きな拍手を送ります。実は今、江東区立学校で、「Speak UPプログラム」という、自分の思いや考えを表現するプレゼンテーション力の向上に取り組んでいますが、そのきっかけになったのが3年前の本校の6年生の学びの姿です(令和4年7月13日「教育長の学校日記」)。スクールソングの歌詞に、「太陽の情熱と にじ色個性」、「心を強くしてくれる 真のエネルギー」、という言葉がありますが、本日の、そしてこれまでの児童の姿を見ていて、本校らしさをよく表しているなと感心しました。
改めて、第三大島小学校開校100周年おめでとうございます。第三大島小学校100周年を祝う会、開校100周年実行委員会、PTA、地域の皆様、教職員の皆様、そして卒業生ボランティアの皆さんも、ありがとうございました。本日も素敵な青空でしたが、「未来の青空」は、本校に関わるすべての皆様の思いの先にどこまでも広がっています。開校200周年記念式典、見てみたいですね!
江東区教育委員会教育長本多健一朗
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください






