9月20日「教育長の学校日記」
今年もやってきた熱い戦い!~「こうとうこどもカヌー大会2025」~
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▲6年生による選手宣誓 | ▲ジュニアリーダーによる準備体操 |
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▲どのレースも熱戦でした! | ▲優勝おめでとう! |
今年もこの季節がやってきました!「こうとうこどもカヌー大会」です。今年度も、東京2020大会が開催された海の森水上競技場での開催です。そして今年度は、お忙しい中、江東区立中学校カヌー部出身のパラカヌー瀬立モニカ選手にも出席いただき、選手たちへのお話、メダル授与もしていただきました。
この大会は2012年度に始まったのですが、年々、参加するこどもたちのレベルやこの大会にかける熱量が高くなってきています。6年生の部に出場する選手たちは、4年生の頃から参加しているという子も多く、学校は違ってもカヌー友達という関係の子もいます。竪川河川敷公園カヌー・カヤック場で練習を重ねているのでしょうね。中には、精進湖で開催された大会にまで出場したという選手もいました。
海の森水上競技場は風が強いことが多く、風向きによってはスタート位置まで漕いでいくのも、スタート位置で止まっているのもなかなか難しいということも珍しくありません。しかし、今回は風がほとんどなく、日差しも弱く、ベストコンディションでした。選手たちのレベルが上がっているのは、そのスタート位置に向かう姿を見ていても分かります。パドルの使い方が上手で、漕いでいる姿も堂々としていて、何よりカヌー艇と一体となっている、そんな印象を受けました。江東区ならではのこの大会の歴史、選手の皆さんのこの大会にかける熱い思いを強く感じました。
レースは、まず予選から始まります。今回は、4年生の部が5レース、5年生の部が6レース、6年生の部が4レースで、各レース6~7人が出場しました。4年生の部の予選、最初のレースからレベルの高さが感じられました。そうとう練習してきたのでしょう。ご家族の皆さんの応援の熱量もすごかったです。まさに、同時期に開催されていた世界陸上に出場した選手たちが、地元日本での開催の声援が大きな力になったと言っていましたが、カヌー大会でもご家族の声援はゴールに向かう選手たちの大きな推進力になったはずです。
決勝レースは、各学年別に上位7名で行われました。どの学年も接戦の、素晴らしいレースでした。特に6年生のレースはわずかの差で、正式な発表があるまで誰が優勝したのかが分からないほどでした。優勝を目指していた選手はレース後に悔し涙を流していましたが、何と優勝!そこからはうれし涙へと変わっていきました。本当におめでとう!
閉会式では、瀬立モニカ選手が、世界陸上で連覇を目指していた瀬立選手の親友でもある北口榛花選手が、まさかの予選敗退になってしまったことに触れながら、「この大会での悔しさは、この大会でないと返さないので、4年生、5年生の皆さんは、ぜひ来年も参加してください。そして、6年生の皆さんはもうこの大会に出場できないので、ぜひ江東区立中学校カヌー部に入ってください!」と話してくださいました。
みんな、来年また会いましょう!そして、6年生の皆さん、江東区立中学校カヌー部で待っています。先輩たちのように、日本や世界での活躍を目指して頑張りましょう!応援しています。そして、今大会も多くの皆様にご協力をいただきましたことを心より感謝申し上げます。ありがとうございました。ちなみに、9月27日には、旧中川で瀬立モニカ選手によるカヌー体験会(JPG:280KB)(別ウィンドウで開きます)が開催されますので、特にカヌー経験のない方も奮ってご参加ください!
江東区教育委員会教育長本多健一朗
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