4月17日「教育長の学校日記」
青空の下、「共に」の思いで、「楽しい」学校を!
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▲校長先生と元気に挨拶! |
▲「目と目を合わせるんですよ」 |
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▲学力調査に取り組む6年生 |
▲空高く泳ぐこいのぼり |
暖かい気持ちのよい朝を迎えました。今日は、豊洲北小学校でこどもたちの登校を迎えました。今年度異動されてきた佐藤校長先生も元気いっぱいにこどもたちと挨拶をしています。黄色い帽子の1年生も元気にハイタッチをしていました。朝のスタートはこどもたちにとって様々です。元気に大きな声であいさつができる子もいれば、何とか頑張って登校してくる子もいます。靴箱で上履きに履き替えてからスイッチが入る子、教室に行って先生の顔を見てスイッチが入る子もいます。毎朝、一人一人のその日の変化を先生方は見ています。
登校後の朝の時間を活用して、各学級では交通安全についての指導がありました。一昨日まで春の全国交通安全運動が行われていましたが、新年度がスタートしたばかりのこどもたちにとって交通安全について学ぶことはとても大切です。私は、1年生の教室で指導の様子を見させていただきましたが、どの学級でも入学したばかりのこどもたちが、先生の話をしっかりと聞いていること、また積極的に発言する子が多いことに感心しました。先生が「横断歩道ではしっかりと止まって、運転手さんと目を合わせることが大切です」という話をしながら、「『アイコンタクト』って言うんですよ」と説明を加えると、数人の子が「しってる!」と声を上げていました。交通事故死傷者数で、7歳が突出して多いことは有名です。各学校でも、低学年での交通安全の指導には力を入れていますが、各ご家庭でもご指導のほど、よろしくお願いします。先月行われた江東区交通安全協議会において、私から各団体の皆さんに、運転する大人の方への注意喚起をお願いしました。車を運転するすべての皆様、安全運転をどうぞよろしくお願いします。
今日は、「全国学力・学習状況調査」の実施日でもあり、6年生は、国語、算数、理科の調査に取り組んでいました。この調査は、こどもたちにとっては自身の学習の成果を確かめるという目的がありますが、学校や先生方、教育委員会にとっては、調査結果を基に授業改善につなげることが重要です。理科の調査は3年に1回行われており、中学校の理科の調査は、今回初めて端末を使用してオンラインで実施されました。
佐藤校長先生に今年度の学校経営について話を伺うと、今年度は『well-beingな学校』を目指していくとのことでした。そして、キーワードは『楽しむ』ことと、『共に』とのことでした。こどもたちにとっても、教職員、保護者、地域の方にとっても楽しい学校であり、どんなことでも楽しむことを大切にしたい、そしてこどもたちを真ん中にして共に取り組んでいきたいと熱く語ってくださいました(詳しくは学校のHPをご覧ください)。「教育推進プラン・江東(第2期)」のキーワードも『with…~ともに~』です。共に、頑張っていきましょう!
5年生のあるクラスは、理科の「天気の変化」の学習をしていて、自分の端末で撮影した空や雲の写真を基に話し合いをしていたところでした。こどもたちが撮った学校から見える空の写真、とてもきれいでした。天気の学習では、実際に雲の量や動きを観察して、天気の変化と関係付けて考えていくことが重要です。今はネットで何でも調べられますが、様々な情報を活用しながらも、空や雲の様子から自ら予測、判断できることは、自然の中で生きていく上ではとても大切なことです。
忙しく、慌ただしい生活をしていると、つい心に余裕がなくなってしまうこともあります。そんな時は空を見上げて深呼吸をしてみると、気持ちにゆとりができ前向きになれます。今日の豊洲の空は、そんな気持ちのよい空でした。豊洲北小の空を見事に泳ぐこいのぼりもとても気持ちよさそうでした!
江東区教育委員会教育長本多健一朗
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