ホーム > こども・教育 > 教育委員会 > 「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~ > 令和6年度(2024年度)発行号 > 11月9日 「教育長の学校日記」 大切にされてきた言葉に、みんなの思いと力を結集して <周年記念式典④>
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更新日:2024年11月12日
▲「代表生徒祝いの言葉」 |
▲全校合唱「大地讃頌」 |
▲生徒が企画・作成した動画は秀逸! |
▲アートフラワー華道部も大活躍! |
東陽中学校の開校40周年記念式典が行われました。本校は昭和60年4月、東陽地区の人口増加、深川第八中学校の生徒数増加により、貯木場跡地だった現在の地に開校しました。開校以来現在に至るまで、地域の皆様の熱い思いに支えられながら、歴史や伝統を築いてこられました。校章は、「かつて地平線遥か、日の出を仰いだという東陽の地」がモチーフとなり、校歌では、「東の空に陽が昇る」と歌われる等、「東陽」に大きな期待が込められていることが分かります。
10年を一つの区切りとして行われる周年で大事なことは、こどもたちが学校や地域の歴史を主体的に学ぶことをとおして、学校や自分たちが多くの方々の思いや力で支えられていることに気付くことです。そして、自ら感謝の思いを抱くとともに、「これからは自分たちが支える力になる」と思ってくれたら嬉しいです。式典での「生徒代表祝いの言葉」には、50周年へ向けてのさらなる前進と飛躍を誓う言葉もありましたし、式典での生徒たちの姿を見ていると、本校の未来は東の空に昇る陽の光の如く、力強く明るいと感じました。
本校には、これまで大切にされてきた言葉(メッセージ・スローガン)があります。そして、それらが脈々と受け継がれるとともに、その言葉の下に、生徒のみならず多くの方々が思いと力を結集させて、取り組まれてきました。まず、「広大な宇宙の中で、一つになって強い意志で結ばれる」があります。この言葉は本校の校歌の原点にもなっています。また、「東陽魂=自立と貢献」があります。どちらも東陽中を表す大切なメッセージ・スローガンです。
そして、関根校長先生が40周年を迎えた今年度、生徒たちに伝えた言葉が、「5C(5つのC)= Chanceをつかまえ、積極的にChallengeし、より良い自分にChangeしていきましょう。そして、Communicationを心がけ、良い人間関係を築いていきましょう。さらにChampionを目指しましょう」です。生徒たちは、この言葉を受け、40周年に向けて様々なことに主体的かつ積極的に取り組んできました。開校40周年記念運動会では「友と共に力戦奮闘」、開校40周年記念文化祭では「笑顔満祭東陽祭」をそれぞれスローガンとして掲げ5Cを実践してきました。記念式典に向けては、40年間の本校や社会のできごとを振り返る動画を制作したり、手拭いのデザインをしたり、装飾をしたりしてきました。全校合唱の「大地讃頌」も、まさに生徒たちの思いの結晶です。
改めて、東陽中学校開校40周年おめでとうございます。開校40周年記念行事実行委員会、同窓会、PTA、地域の皆様、教職員の皆様、ありがとうございました。「広大な宇宙の中で、一つになって強い意志で結ばれる」本校は、熱い思いをもった皆様がいる限り、校歌の如く「ひとりひとりの未来を染めて、東の空に陽が昇る」学校であり続けることでしょう。
江東区教育委員会教育長本多健一朗
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