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更新日:2024年4月30日

4月30日 こどもたちを「ともに」支えてくださる大切な皆さん

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▲先生とE・Aさんによるきめ細かな指導・支援

▲元気いっぱいの1年生

ゴールデンウイークの前半が終わり、4月も最後の一日となりました。区内ではツツジの花が満開、さらに木々の若葉の芽吹きに勢いが感じられ、とてもいい季節になってきました。今日は、本区で今年度からすべての小学校に配置している「エデュケーション・アシスタント」の活動状況とこどもたちの様子を伺いに、大久保区長とともに南陽小学校に行ってきました。

エデュケーション・アシスタントは、東京都の事業で、児童へのきめ細かな対応が必要な小学校の第1学年から第3学年までにおいて、学級担任を補佐し、副担任相当の業務を担う職員のことです。本区では、小学校第1学年には小1支援員がいますので、エデュケーション・アシスタント(以下「E・A」)は、第2学年、第3学年で活用している学校が多いようです。

南陽小のE・Aさんは、第3学年で活躍されています。今日は、国語の授業の様子を参観しました。担任の先生が黒板に教材名と学習のめあてを書くと、児童はノートにめあてを書き始めました。E・Aさんは、児童の様子を見ながら、そっとサポートに入っていました。E・Aさんは一人一人の児童のことをよく分かってくれていますし、サポートの仕方は先生方と打ち合わせをされていますので、自然な形で児童のサポートができています。佐藤校長先生は、「E・Aさんが丁寧に支援をしてくれるので、こどもたちも先生方も助かっています」と話されていました。

今日学習していたのは、「春風をたどって」という教材です。主人公のりすのルウが、「知らないすてきなばしょ」に行きたいなと、わくわくして過ごしている…というお話です。児童は前回の授業で、お話の続きを考えてノートに書きました。児童のノートを見せてもらいましたが、それぞれによく考えながら、素敵な続きのお話を作っていました。今日は、そのお話をグループで発表し、感想を述べ合います。グループで発表を始めると、E・Aさんは担任の先生とうまく分担しながら、児童に寄り添って声をかける等、適宜児童の実態に合わせてサポートしています。児童にとっても、担任の先生にとっても、E・Aさんの存在はとてもありがたいなと実感しました。

入学して3週間が経った1年生の様子も参観しました。ちょうど、体育館に1年生全クラスが集まって体育の授業を行っていました。運動会で披露するダンスをみんなで練習していたのですが、みんなとっても元気で、とっても楽しそうでした。先生は、そんな児童の頑張りを、満面の笑みと言葉でほめていました。体育館では、各クラスの担任の先生が指導をしているのはもちろんですが、体育の指導を専門的に行う学びスタンダード強化講師の先生や小1支援員の方々が、それぞれの役割に応じて児童や先生方のサポートをしてくださっていました。区内で2番目に多い159名の1年生が、いち早く学校生活に慣れ、元気に楽しく過ごし、学ぶことができているのは、講師や支援員の皆さんのサポートがあるからこそです。

江東区の学校には、これまでに紹介したように、こどもたちの学びや成長を支えてくださる様々な講師や支援員の方々がたくさんいらっしゃいます。こんなにたくさんの講師や支援員の制度がある区は他にはなく、本区が誇れる教育の取組の一つです。その他にも、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、登下校の見守りをしてくださる通称ストップさんや、先生方の業務支援をしてくださるスクールサポートスタッフや副校長補佐、ICT支援員等の方々もいらっしゃいます。保護者の皆様、地域の皆様をはじめ、ご支援いただいている皆さんのお力に改めて感謝申し上げます。これからも「ともに」の思いで、こどもたちを支えてくださるようお願い申し上げます。

※講師や支援員等の募集については、教育委員会のホームページをご覧ください。

江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

お問い合わせ

教育委員会事務局 庶務課 教育政策調整係 窓口:区役所6階1番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-8542

ファックス:03-5690-6911

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