5月25日 「教育長の学校日記」
～様々な場所で、様々な輝き方で、「みんな、かがやく！」②～

▲【四大小】成長した走りを見てください！	▲【四大小】みんなで、「心をひとつにつき進め！」
▲【二大小】全力を出し切った「ダイナミック琉球」	▲【二大小】大接戦、最後まで頑張れ～！
▲【五大小】「6年生に負けないぞ！」頑張る5年生	▲【五大小】こどもと先生の「絆」と「協力」

江東区立学校22校で、体育的行事が行われました。雲や風が暑さを遮ってくれて、行事日和の晴天となりましたが、本日も熱中症対策は欠かせません。私もマイボトルを持参しての訪問です。3校の行事の様子を少し紹介します。

【第四大島小学校】

少し早く到着したので、学校の周りをぐるっと歩いていると、低学年の教室から、「がんばるぞ～！エイエイオー！」という元気な掛け声が聞こえてきました。行事を通して、友達と協力することやみんなで目標に向かって努力することを学ぶのは大切なことです。しかし、運動が得意な子も苦手な子もいますので、先生方は全体を盛り上げながらも、一人一人を大切にして、「みんな、かがやく！」を目指して個に応じたサポートもされています。

校庭での「はじめの会」には1～3年生の児童が参加しました。後半に出番がある4～6年生は体育館に集合してオンラインで参加しました。校庭に集まった低学年のこどもたちは、みんなとても立派でしたが、特に1年生のとなりにいる2年生が「入学して1年経つとこんなに成長します！」という自信にあふれた姿をしていたのが印象的でした。1年間の成長ってすごいですね。そんな姿を、先生方は優しい眼差しで見守っていました。

【第二大島小学校】

仮校舎での最後の「NIDAI Sports FES 2024」でした。2年生の表現「最高到達点Ver2.0」、こどもたちのピンと伸びた指先や輝く瞳に、この演技にかけてきた思いを感じました。退場する時に、やり切ったぞという笑顔のこどもたちが先生とハイタッチをする姿がよかったです。3年生の表現「ダイナミック琉球」でも、演技の準備中に先生が一人一人に声掛けをしていました。演技ではないところでの、そんな先生とこどもたちの温かいつながりがいいですね。こどもたちは、いい表情で演技をスタートさせていました。

4年生の表現は、「The NIDAI！ 中の橋商店街全力応援団！」です。総合的な学習の時間で学び、お世話になった中の橋商店街を応援しようと、こどもたちが表現運動を考えたそうです。地域とのつながりを大切にしている本校らしい取組ですね。地域、保護者の皆様、仮校舎までの登下校の見守りもありがとうございます。校舎完成まであと少しです。

【第五大島小学校】

体育的行事を行う場合、こどもたちが中心になってスローガンを決めることが多く、今回訪問した3校ともそれぞれのスローガンが掲げられていました。五大小のスローガンは、「絆　協力　最高の思い出」です。

高学年の「五大ソーラン」の前に、先生方とこどもたちがホースやじょうろを使って行っていた人工芝への水まき。放送係の先生と担当の子の連携が見事だったアナウンス。校庭で進行や準備をしている先生方と高学年のこどもたちの姿を見ていると、「ともに」創り上げているという雰囲気がすごく伝わってきて、スローガンの「絆」と「協力」を実感しました。6年生にとっては最後となる今年の運動発表会でしたが、こどもたちにとって、きっと「最高の思い出」になったことと思います。

学校行事では、気付きにくいところで、こどもたちや先生方の温かいつながり、一生懸命に頑張っている姿を見ることができます。そんな姿を見付けて、ほめてあげてほしいと思っています。「みんな、かがやく！」姿は、いろいろなところにあるのです。

江東区教育委員会教育長　本多健一朗