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更新日:2024年4月19日

4月19日「教育長の学校日記」
たいせつなものが、ここにはある ~その子なりの一歩、その子なりのスタート~

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▲言動に頼もしささえ感じてしまう年長さん

▲お花にすすんで水をあげている年中さん

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▲ラインもカラーコーンも自分たちで準備します

▲自分たちのデザインを形にしていきます

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▲オタマジャクシが泳ぐ花いかだの「けろけろ池」

▲園庭に遊びに来たシジュウカラ

ちょっと風の強い暖かい日になりました。朝からいくつか打ち合わせをしてちょっと時間ができたので、ポロシャツに着替えマイエプロンとマイシューズを持って、南陽幼稚園を訪問しました。特に、3歳児年少組の幼稚園生活のスタートはどうかな?と気になっていたので、まずは近くの南陽幼稚園の様子を見に行って来ました。

今日は、年中組・年長組合同で行う4月生まれの子の誕生会の日でした。そっと、幼児に気付かれないようにベランダからホールに入りました。プログラムは最後の方で、年長組の先生による「おたのしみ」コーナーでエプロンシアターが行われていました。幼児はまるでマジックを見ているように、「おー!」、「すご~い!と歓声を上げています。先生、お見事です。最後に、年中組の先生が、年中組・年長組のみんなの前に立って「おわりのことば」を述べて終わり…。しかし、ここで先生が、「せんせい、しかいをするのたいへんだなあ~。だれか、やってくれるとうれしいなあ~」と一言。年長組の子たちが、サッと手を挙げます。「では、つぎからは、ねんちょうぐみさんにしかいをやってもらいます!」年少組は年中組に、年中組は年長組へ、新年度が始まったばかりのこの時期は、みんなちょいと意識が高くなっています。「ぼくたちにまかせて!」、「わたしたち、できるよ!」そんな気持ちを先生方は、上手につなげていきます。5月の誕生会から、年長組さんが大活躍してくれることでしょう。

天気のよい園庭に、年少組さんたち3クラスが出てきました。幼稚園生活もまだ1週間というところですが、とっても楽しそうに遊んでいます。本園の園だよりの3歳児の4月の保育について次のように書かれています。「一人一人の期待や戸惑いなどの気持ちを十分に受け止め、不安感をもちながらも少しずつ信頼できる人、場所、物を見付けたり、こどもたちが『幼稚園って楽しい!』『先生大好き!』と感じたりして、安心して園生活を送れるようにしていきます。保育室ではブロックや粘土、ままごとなど親しみやすい遊具を使った遊び、園庭では滑り台や砂場遊びなどを、教師も一緒に楽しみ、自分のやりたいことを見付けて遊べるようにしていきます。園生活に慣れるまで、安全面に十分配慮し、少しずつ生活や遊びの場を広げていけるようにします」今日、1時間半程度、保育に参加させてもらいましたが、まさにここに書いてあることがしっかりと行われていました。

特に入園したばかりの年少組の子たちは、初めて保護者の元を離れて、初めての環境で、初めての大人(先生方)、初めての友達と過ごします。先生方は、その子なりの一歩、その子なりのスタートを大切にします。不安で泣いてしまう子は、しっかりと受け止めてあげています。好きな遊びをそれぞれにしている時も、先生方は支援員の方々も含めて見えない糸でつながっています。まるで、先生方の優しさというベールで幼稚園中を包んでいるようです。広い園庭、園舎ですから、トランシーバーでの連携もお見事です。私も年少組さんの滑り台デビューと保育室での遊びのサポート(遊んでいただけ?)をさせていただきました。こどもたちから元気をたくさんもらったので、お礼を言うのはこちらですが…。

園内をよく見ると、すすんでプランターのお花に水をあげている年中組の子たち、カメのかめきちのお世話をしている年長組の子たち、自分たちでデザインした鯉のぼり作りに取り組む年長組の子たち、園庭でリレーをするためにラインカーで線を引いている年長組の子たち、それぞれに成長した姿が見られます。鳥居園長先生は、「年少組から見ていますが、年中組、年長組の子たちの成長は著しいですね。年少組さんも早くも園生活に慣れてきています」と3年保育の成果を話してくださいました。

年長組の子が、私のエプロン姿を見て、「ねえねえ、プロ?」と聞いてきました。「そうだよ、プロだよ。でも、南陽幼稚園の先生方は、もっとすごいプロの先生ばかりだよ」と教えてあげました。その子なりを受け止めて、その子なりの成長を支えていく、でもそれが気付けば大きな成長になっている。江東区立幼稚園では、そんな教育が行われています。

江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

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