ホーム > こども・教育 > 教育委員会 > 「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~ > 令和6年度(2024年度)発行号 > 11月6日 「教育長の学校日記」 ~「みんな、かがやく!」Challenge Wednesday【小学生編】~
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更新日:2024年11月6日
最優秀賞の毛利小は、なんと4連覇! |
【三大小】家族全員でCO2削減に挑戦! |
【四砂小】物語にして、自分たちの取組を発表! |
【毛利小】プレゼン(スライド&話し方)も秀逸! |
午後には、江東区の小学校・義務教育学校の5・6年生が6月の環境月間に取り組んだ、「カーボンマイナスこどもアクション」の表彰式がありました(取組内容については、「教育長の学校日記」令和5年10月24日及び、本区ホームページをご参照ください)。
この「カーボンマイナスこどもアクション」は、平成20年度から続いており、日本中、いや世界中を探しても、こんなにこどもたちが熱心にCO2削減に取り組んでいる地域はないと思います(6月は暑い時期ですから、健康第一で無理のない取組をお願いしています)。江東区には環境清掃部、そして温暖化対策課というセクションがあり、ゼロカーボンシティ江東区の実現に向けて、職員が熱い思いをもってCO2削減等の環境問題に取り組んでいます。江東区の皆さん、9月に実施した「江東区環境検定」には取り組んでいただけたでしょうか?令和4年度から始まった取組ですが、様々な環境問題について楽しみながら学び、自分事として考え、行動する力を養うことを目指しています。地球温暖化を防ぎ、ゼロカーボンシティ江東区を実現させるためには、区民の皆様の協力が必要です。今年の「江東区環境検定」は終わってしまいましたが、ホームページ上で「江東区環境検定公式参考書」、「江東区環境検定対策問題集」は見ることができますので、日頃のCO2削減対策等にご活用ください。ちなみに、私も頑張って挑戦し、何とか2年連続で表彰状をいただくことができました(2択ですし、そんなに難しくはないです…)。
令和6年度「カーボンマイナスこどもアクション」最優秀校に輝いたのは、なんと4年連続となる毛利小学校でした。毛利小は児童の参加率が100%で、1人当たりのCO2削減量が31.2kgでした。そして優秀校として表彰されたのが、東川小、六砂小、一大小、水神小でした。どの学校も児童参加率が100%で、CO2削減量もわずかの差でした。ちなみに、江東区のこどもたちの意識の高さは参加率を見れば分かります。なんと100%の学校が20校もあり、46校の平均児童参加率が96.8%なんです!
今年度の表彰式が今までと違うのは、「カーボンマイナスこどもアクション」への取組について児童が発表する場を設けたことです。初めての取組でしたが、毛利小、三大小、四砂小の3校の児童たちが立候補してくれました。江東区では、「Speak UP!プログラム」という児童生徒がプレゼンテーションを学ぶ取組を始めたので、スライドの作成や話すことが上手になってきました。3校の児童たちの発表もとても素晴らしかったです。
四砂小は、5年生が「未来へ進む、小さな私達」という題で自分たちが取り組んだことを、動物を主人公にした物語にした発表と、6年生が自分たちの成功事例をCO2の削減量と成功の秘訣について分かりやすくまとめてくれた発表でした。
三大小は、家族でCO2削減に取り組んだこととそこから地球全体の温暖化防止について考察したことについての、6年生・3年生・1年生のきょうだいの発表と、SDGsの目標から地球環境について1人で調べ、考察した6年生の発表がありました。
毛利小は、5年生、6年生がそれぞれ、自分たちが多くのCO2削減に成功したことについて、具体的に取り組み方やポイントについて発表してくれました。堂々とノー原稿で話す姿は、さすが4年連続最優秀校だなと感心しました。冷蔵庫に物を詰め込み過ぎた場合とそうでない場合の、物の取り出しにかかる時間を計測して検証した実践は素晴らしかったです。どの学校の発表も、江東区民の皆さんに聞いていただきたかったです。
今回発表を行ってくれた児童の皆さんは、自分の端末でスライドを作成し、端末を持参して発表に臨んでいました。どの学校の授業でも、自分で調べたことや考えを、端末を活用して発表するということが当たり前の1つの方法になっています。江東区の小学生たちの地球温暖化防止に関する実践の素晴らしさとプレゼンテーション能力の高さに感動しました。日頃、指導してくださっているすべての先生方にも感謝です!まさに児童も先生も主体的に学び、「みんな、かがやく!」Challenge Wednesdayでした。
江東区教育委員会教育長本多健一朗
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