ホーム > こども・教育 > 教育委員会 > 「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~ > 令和6年度(2024年度)発行号 > 6月24日 「教育長の学校日記」~「チャレンジ意欲を高め、成長と飛躍の姿が光る学校」を目指して~
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更新日:2024年6月24日
▲正門を入ると、こどもたちの俳句がお出迎え |
▲2年国語「紹介文」を書くことにチャレンジ |
▲最高学年としてチャレンジした運動会の取組 |
▲3年国語音訓かるた作りにチャレンジ |
▲「読書の学校」としてチャレンジを促す取組 |
▲「俳句の学校」としてのチャレンジの成果 |
越中島小学校を訪問しました。本校は、平成25年5月に当時の天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)が行幸啓され、俳句の授業をご覧いただいたことがあります。本校はそれ以前から俳句教育に力を入れていましたが、長きにわたり「俳句の学校」として熱心に俳句教育に取り組んでいます。大きな俳句大会で学校賞をいただいたり、毎年こどもたちが様々な俳句コンクールで表彰されたりするなど、その取組は着実に成果をあげています。先週末に関東も梅雨入りしたことが発表されましたが、校内を歩いていて「梅雨」を詠んだ児童の句を見かけたので、紹介します。
「梅雨の日は色とりどりのかさの花」 「梅雨がくる弟のかさ買わないと」
その時々の季節や自然の変化を感じながら、俳句をつくることに親しんでいる本校のこどもたち、素敵ですね。
本校は、俳句だけでなく様々な特色ある教育に取り組んでおり、それぞれに「学校」という言葉をつけて、「俳句の学校」以外にも、「読書の学校」、「緑の学校」、「なかよし学校」、「あいさつ学校」、「なわとび学校」として、取組を深めています(詳しくは、学校ホームページをご覧ください)。
今日は、5、6校時の授業の様子も見せていただきました。教室に入ると、どのクラスも明るい雰囲気で楽しそうに学習に取り組んでいたのが印象的でした。個別に作業をしているこどもたちに、迷惑をかけないようにそっと質問をすると、どの学年のこどもたちも元気にはきはきと、自分が取り組んでいる学習について説明してくれました。
3年生の理科の学習では、自分の端末で撮影した植物の写真を見せながら、「エダマメを育てているので、どれ位大きくなったか調べています」と話してくれました。他にもホウセンカやオクラも育てているようです。写真の葉の特徴をよく見ながら、改めて気付いたことを絵や言葉でまとめている子もいました。デジタルとアナログを上手に使って観察ができているなと感心しました。
5年生の図工の学習では、端末でいろいろと調べている子や工作用紙を切っている子がいました。何をしているのか尋ねてみると、「本箱を作るので、デザインを考えたり、実際に木を切る前に、工作用紙で試しに作ってみたりしています」と丁寧に説明してくれました。質問にしっかりと答えることができる本校のこどもたち、立派です。
校内を案内していただいた大木校長先生に、目指す学校像について伺うと、「『チャレンジ意欲を高め、成長と飛躍の姿が光る学校』を目指しています」と話してくださいました。先生方もこどもたちも、とても熱心にさまざまなことに取り組んでいるとのことでした。先生方やこどもたちのチャレンジの様子は、学校ホームページでも紹介されていますが、廊下の掲示板にも、各クラスのこどもたちのチャレンジが紹介してありました。田植えにチャレンジした5年生。運動会で最高学年として演技や応援等、さまざまなことにチャレンジした6年生。まだ、今年度は始まって3か月弱ですが、こどもたちや先生方のチャレンジが実を結んできているようです。これからのさらなるチャレンジを通した「成長と飛躍」、そして「その姿が光る学校」になっていくのを楽しみにしています。期待しています!
江東区教育委員会 教育長 本多健一朗
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