10月26日「教育長の学校日記」
「いつでも胸に希望を抱いて、楽しく進もうさあ行こう」<周年記念式典②>
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▲全校児童の手型アート「お祝いの花」 |
▲4・5・6年児童による合唱「大地讃頌」 |
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▲6年生全児童が思いを一つにした演奏・演技 |
▲5・6年有志児童による「五砂太鼓」 |
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▲60周年と70周年の新旧キャラクター |
▲学年毎に地域について学びを深めました |
第五砂町小学校の開校70周年記念式典が行われました。本校は、昭和30年1月8日第三砂町小学校内において開校し、同年1月31日に現在の場所に完成した校舎へ移転しました。平成22年には、現在の素敵な校舎に生まれ変わりました。小林校長先生が式辞の中で児童に話されていたように、本校の児童は「東西線から見える素敵な学校が、自慢の母校です」と、きっと思っていることでしょう。本校の卒業生の中には、東西線を通勤等で利用していて、車窓から見える母校に思いを馳せている方もきっとたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
今日は、その素敵な学校を車窓からではなく、訪問してたっぷり見せていただきました。記念式典に参加した5・6年生の立派な姿、式典後に4年生も加わって披露してくれた合唱『大地讃頌』の歌声、1・2・3年生の可愛くて元気な群読等、とても素晴らしかったです。学校が素敵に見えるのは、中にいる児童や先生方が素敵だからだということを実感しました。式典やその後の祝賀会で、本校をいつも支えてくださっている地域の皆様や保護者の皆様ともお会いし、たくさんお話を伺いましたが、皆様の本校への愛情がひしひしと伝わってきました。本校に集う地域や保護者の皆様も素敵な方々でした。ちなみに、中学校でよく歌われる男声と女声のハーモニーが感動的な『大地讃頌』を、小学生のきれいな高音による合唱で初めて聴きましたが、とても素晴らしかったです。
日記の題名は、本校の校歌の歌詞の一部です。一番の歌詞は、「海の空から吹いてくる風に明るい歌がわく第五砂町元気なわれらいつでも胸に希望を抱いて楽しく進もうさあ行こう」です。本校の児童にぴったりで素敵な歌詞だなと思いました。作詞は、全国で多くの校歌を作詞されている詩人の勝承夫さんです。本区でも多数の校歌を作詞されています。特に、『作詞:勝承夫、作曲:平井康三郎』という両名による校歌が多いのですが、本校の校歌の作曲は、『夏の思い出』、『めだかの学校』、『ちいさい秋みつけた』で有名な中田喜直さんなのです。ちょっと普通の校歌の雰囲気とは違う素敵なメロディーです。素敵な学校の、素敵な児童が歌う校歌も素敵でした。
改めて、第五砂町小学校開校70周年おめでとうございます。開校70周年行事実行委員会、PTA、地域の皆様、教職員の皆様、ありがとうございました。本校の児童は、70周年を機に、改めて自分たちが住んでいる地域のことや学校のことを学習しました。自分たちで調べたり、考えたり、地域の方や卒業生の方から話を伺ったりすることを通して、地域の皆様や保護者、先生方に支えられていることを実感するとともに、本校や地域を愛する気持ちを深めることができたと思います。すべてのクラスの学習掲示を見ましたが、とても深く学習ができているなと感心しました。児童と「ともに」熱い思いをもって取り組まれた先生方にも感謝です。式典で大久保区長が、「100周年は、皆さんが学校や地域を支えてくださいね」と話しかけられたときに5・6年生の児童が目を輝かせながらうなずいていた姿が印象的でした。『この子たちなら大丈夫!』式典に参加された皆さんが同じ思いを抱いたことと思います。素敵な五砂っ子たちに期待しています!
江東区教育委員会教育長本多健一朗
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