「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~
「みんな、かがやく」冬休みに!
▲暖かな日差しの中で行われた全校朝会 |
▲6年生の演奏と眼差しが、温かくて優しい |
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▲冬休みは、「お・も・ち」で過ごそう! |
▲全学級に、学級目標と俳句が掲示してあります |
今日は、江東区立学校・幼稚園の冬休み前の最終登校、登園日です。朝から砂町小学校を訪問し、校門で市川校長先生と登校する児童を迎えました。すでに、町会長さんが校門前で、児童だけでなく、行き交う方々に朝のあいさつをされていました。本校では、北側の門やその他の場所でも、地域の方々が児童の登校を見守ってくださっているそうです。ちなみに、江東区では本校のように地域や保護者の方々が登下校の見守りをしてくださっている学校が他にもいくつもあります。教育委員会では、シルバー人材センターの皆さんに、交通安全誘導員(ストップさん)をしていただいていますが、多くの皆様がこどもたちを見守ってくださっていることに、心より感謝申し上げます。
市川校長先生は、一人一人の児童のことをよく知っているので、あいさつも声かけも個に応じてされています。決してあいさつを強要することなく、児童のあいさつに返すように「おはようございます」と声をかけています。児童も、あいさつとともに話しかけてくる子、その子なりの声の大きさで小さくあいさつをする子、グータッチをする子等、様々です。「来年もよろしくお願いします」と話しかけていた児童もいました。しかし、ほとんどの児童は、町会長さんや市川校長先生、私にも、立ち止まってしっかりと体を向けて、目を見て元気な声であいさつをしていました。それも、その姿がとても自然なのです。砂小の皆さんの素敵なあいさつと笑顔から、たくさんの元気をもらいました。ありがとうございます!
登校後、今年最後の全校朝会が校庭で行われました。市川校長先生は、まず、児童のあいさつがこの1年でさらによくなったことについて話をされました。そして次に、今年度の目標でもある「挑戦すること」、「やり抜くこと」、「自分も友達も大切にすること」について、児童の様々な姿とご自身の挑戦に触れながら振り返り、来年もみんなでこの3つのことを頑張りましょうと話をされました。
生活指導主任の先生からは、「冬休み前のお話」として、「お・も・ち」というお正月にぴったりのキーワードを使って、「(お)うちのひとと、たくさんはなそう」、「(も)ちものすべてをてんけんしよう」、「(ち)からをつかおう、かぞくのために」と話がありました。心に残るように工夫された話に、児童も聞き入っていました。朝会で使った「お・も・ち」の言葉は、すぐに昇降口に掲示されていました。朝会の最後は、本校の特色でもある6年生の金管鼓笛隊の演奏に合わせて、下級生たちが行進しながら校舎に入って行きました。すごいなと思ったのは、最後に教室に入る5年生が、先輩たちの演奏の姿をかなりじっくりと見ていたところです。1月からは6年生との引継ぎもあります。5年生は、6年生の姿を目と心に焼き付け、来年度活躍する自分の姿を脳裏に描いていたのかもしれません。
江東区のすべてのこどもたちにとって、「みんな、かがやく」冬休みになることを、そして来年、また元気に会えることを願っています。こどもたちには、悩みがあれば家族や身近な大人、友達に相談すること、そして相談機関も紹介しています。江東区のこどもたちを支えてくださっている大人の皆様、年末年始もこどもたちの見守りをお願いします。そして、こどもたちと関わる機会があったときには、気持ちが前を向けるような温かい言葉をかけてあげてください。また、何か不安なことがありましたら、急ぎの場合は警察へ、それ以外は、教育委員会や相談機関、各学校・幼稚園へご連絡ください。
(注釈)児童・生徒に配布している相談機関一覧(PDF:199KB)(別ウィンドウで開きます)
江東区教育委員会 教育長 本多健一朗
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