• スポーツと人情のまちでおもてなし エスコート Special たくさんのSがある特別なまち 江東区

ここから本文です。

教育委員会

更新日:2024年1月23日

「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~

コロナを「できない理由」にしない

 

  1 2   

 今日は、第二辰巳小学校を訪問しました。緊急事態宣言下ですので、感染防止対策を十分に講じて参観させていただきました。

 二辰小は、今週は「オンライン学校公開」を行っています。江東区では、保護者の皆様に授業の様子を見ていただく機会をご提供するために、各校で工夫してオンライン学校公開をライブ配信や録画した動画配信等で行っています。高速大容量の無線LAN環境整備がまだ行えていないので、安定した配信ができなかったところもあるかもしれません。教育委員会としてお詫び申し上げます。学校のチャレンジはお認めいただければと思います。

 二辰小では、先生方がチームワークよく、オンライン学校公開用の機材を活用し、配信を行っていました。どのクラスも慣れている様子なのは、日頃からWeb会議システムを使用して、オンラインの取組を行っているからです。毎週の朝会は、オンラインで校長室から全クラスに発信しています(二辰小のホームページをご覧ください)。オンラインで行うことには、全員が一堂に会さなくてもできる、移動時間もかからないという良さがありますが、それ以上に視覚的な情報を効果的に送ることができるという良さもあります。自席に座っている児童は、映像で提起される課題についてじっくり考えることができ、音声情報のみで行う場合より、考えや理解をより深めることができます。

 二辰小は、今日は「和牛給食」の日でもありました。コロナ禍で全国的に和牛の消費が進んでいない中、学校給食で和牛を使用する取組で、江東区では全校で行っています。二辰小のメニューは「牛丼」です。栄養士さんが給食の時間に、Web会議システムを活用して、全校児童に、和牛とは、牛肉の部位、お肉屋さんの思いや工夫、そして、肉だけでなく魚や野菜も余ってしまっていること、みんなが食べることで協力できること等についてプレゼンをしました。素晴らしい内容で、どのクラスもしっかり聞き入っていました。

 新貝校長先生は、「二辰小では、<コロナを『できない理由』にしない>を合言葉にしています。」と話してくださいました。どの教室でも先生方が一生懸命、何かに挑戦している様子が見られるのは、その成果なのでしょう。では、何が先生方を挑戦しようという気持ちにさせるのでしょうか?それは…、「こどもたちへの思い」です。

 2年生のオンライン学校公開でのこと、児童が自分の作った詩の発表をしていました。児童は、カメラの先にいるだろうご家族のことを意識し、かなり緊張しています。児童の視線の先の方を見ると、発表の手順が書かれた大きなメモが貼ってあります。その端に、「みんなの詩は本当にすてき♡。自しんをもって!前をむいて!」そして、にっこり励ます先生のイラストと「がんばれ」の文字がありました。

 コロナ禍でも、そうでなくても、変わらないもの、変わってはいけないものがあります。その一つが、こどもたちの成長を願い、支える教員の思いです。二辰小が目指す学校は「明日が待たれる学校」です。「こどもたちへの思い」があふれている二辰小では、明日も児童の元気な声が響いていることでしょう。

 

江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

お問い合わせ

教育委員会事務局 庶務課 教育政策調整係 窓口:区役所6階1番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-8542

ファックス:03-5690-6911

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?