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教育委員会

更新日:2020年10月14日

「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~

みんなの思いとパワーで、主体的・対話的で深い学びを!

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 第五砂町小学校を訪問しました。五砂小は、区の研究協力校の指定を受け、学習指導要領で示された主体的・対話的で深い学びの実現を目指し、どの子も、「分かった!」「できた!」と言える授業づくりに取り組んでいます。

 この「どの子も」という視点は、とても大切です。こどもたちは、それぞれ個性や能力に違いがあります。興味・関心もそれぞれです。しかし、その一人一人を大切にして、誰一人として取り残さない授業こそが、今、求められています。五砂小の先生方のこの挑戦を通して、こどもたちは確かな力を身に付け、先生方と共に成長していくはずです。研究の成果が楽しみです。期待しています。

 五砂小では、どの教室も机にパーテーションを置いて、飛沫防止対策を行っています。小林校長先生は、「こどもたちや保護者の皆さんの不安を取り除くこと、そしてこれまでのように学習に取り組めるようにすることを第一に考えました」と話してくださいました。まず、学校薬剤師さんに感染症対策についてご助言をいただき、保護者の皆さんに安心していただけるように情報提供をしたそうです。すると、地域の方々は教室用のサーキュレーターを、PTAの皆さんは肘で回せる蛇口を提供してくださったそうです。五砂小を支える皆さんの思いとパワーがこどもたちの集中した学習の姿、そして笑顔につながっていたんですね。区内の他の多くの学校でも、感染症対策について、保護者や地域の皆さんのご支援・ご協力をいただいていると伺っています。本当にありがとうございます。

 パソコン室をのぞくと、6年生のこどもたちが、日光移動教室ができなくなった代わりに江東区で進めている「思い出プロジェクトKOTO2020」の学習に取り組んでいました。五砂小では「GOSUNAMEMORY 2020」という名称で、こどもたちがいくつかの企画を計画しているようです。今日は、まず11月に行う都内見学「東京を再発見しよう!(Discover Tokyo)」でどこに行くか、都内の名所や博物館・美術館等をインターネットで調べて見学場所について相談していました。2月には、もっと楽しいことを考えているようです。今年度の6年生だった君たちにしかできないことをみんなで考えて、最高の思い出をつくってくださいね。この「思い出プロジェクトKOTO2020」は、「何をしたか」も大事ですが、「どう取り組んだか」がもっと大事です。まさに、この取組を通して、主体的・対話的で深い学びを実現してもらいたいと願っています。

江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

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