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教育委員会

更新日:2024年1月23日

「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~

特色ある教育活動で、幼児の生きる力の基礎を育む

 

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 今、区役所の2階の区民ホールに、江東区立幼稚園のつばめ幼稚園と東砂幼稚園の幼児たちが作った作品が、掲示してあります。2月12日までご覧いただけます。区役所はソーシャルディスタンスを確保できるようにしていますが、体調にお気を付けて、感染症対策をしていただいた上で、お越しいただければと思います。

 江東区立幼稚園では、それぞれの園が特色ある教育活動に取り組んでいます。今回の2つの園の作品は、それぞれの園の特色ある教育活動が反映されたものになっています。

 つばめ幼稚園は、この「教育長の学校日記」の11月10日号「みんなの挑戦!『ビオトープ大作戦』」にあるように、園の特色ある教育活動として「ビオトープ」をみんなで作り上げることに取り組んでいます。今回の年長組の幼児の作品は、カエルです。つばめ幼稚園には以前はたくさんのヒキガエルが暮らしていたそうです。しかし、園舎の改修工事が終わると、ヒキガエルの姿が見られなくなってしまいました。そこで、幼児たちは、何とかビオトープにカエルが戻ってきてほしいと願い、一人一つの大きなカエルを作ったそうです。役所には代表の6匹のカエルがやって来てくれました。よく見ると、カエルの足は、色画用紙を切って蛇腹になるように折ってあります。今回、幼児たちが苦戦したのは、その蛇腹折りだったようです。幼児たちの願いが叶って、カエルがたくさんビオトープにやってくるといいですね。今回、展示されているのは、その6匹のカエルたちとみんなで堀った池や生き物たち、そしてビオトープに関わる活動の写真等です。

 東砂幼稚園は、様々な人や環境との関わりの中で直接体験を通して学ぶことを特色ある教育活動として行っています。ゲストティーチャーを招いて行う活動を「ウェルカム!ひがしすな」、地域の方々との交流活動を「レッツゴーひがしすな」、近隣の保育園や小・中学校との交流活動を「ハロー!ひがしすな」、保護者と共に行う活動「ウィズかしわの会(保護者の会の名称)」とそれぞれの活動に名称をつけて、多様な関わりを通して学ぶことに取り組んでいます。今回の節分の鬼の顔は、「ウェルカムひがしすな」の取組として年間を通して造形活動の指導をしていただいている講師の先生にアドバイスをいただきながら作ったそうです。大きな、大きな鬼の顔をのびのび作れるように、大きな紙にアクリル絵の具を使って鮮やかに色を塗りました。角や目、髪の毛も、鬼のイメージに合うように幼児が素材を選んで、工夫して、全集中で作ったそうです。年中組の幼児は、豆を投げている自分を丁寧に作り上げました。「鬼は~外!福は~内!」という声が聞こえてきそうですね。

 今日は節分、各幼稚園では工夫しながら園児が元気に豆まきを行っていたようです。大きな鬼を作った園、小学生が鬼役になってくれた園、実際に豆を煎った園等々…。新しい生活様式の中でも、大切にしたいことがありますね。

 江東区立幼稚園では、各園が様々な特色ある教育活動を教育課程に位置付け、幼児が環境に主体的に関わることを通して、生きる力の基礎を身に付けることができるように工夫をしています。ご興味のある方は、お近くの江東区立幼稚園にご連絡ください。

 

江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

お問い合わせ

教育委員会事務局 庶務課 教育政策調整係 窓口:区役所6階1番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-8542

ファックス:03-5690-6911

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