更新日:2023年7月4日
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江東区教育委員会
「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~
「力いっぱい!~Do my best!~」
有明西学園を訪問しました。有明西学園は、江東区唯一で、東京都にも8校しかない9年間の一貫教育を行う義務教育学校です。「力いっぱい~Do my best!~」は、有明西学園の校訓です。3月31日に有明西学園を離れて、4か月振りの訪問でした。こどもたちとは5か月振りの再会でした。どこの教室に行っても、誰に会ってもすてきな笑顔で挨拶をしてくれました。
4月からこれまでの様子を福田校長先生に伺うと、「分散登校から学校が始まりましたが、最初からこどもたちは落ち着いて学習や生活に取り組んでいます。全教職員が心を一つにチームワークよく感染症対策や教育活動に取り組んでいます」と話してくださいました。実際に、登校時の様子を見てみると、校門(東西に2か所あります)で、担任以外の先生方全員が、健康観察シートのチェック、検温等を行っていました。担任の先生は、教室でこどもたちを迎えます。約1000人のこどもたちを短時間で確実にチェックするには、この体制が効果的です。昇降口の自動手指消毒機、水道の使用やソーシャルディスタンスの取り方等、学園内には様々な感染症対策の工夫もされていました。
有明西学園の今年度のテーマは、「Chance!Challenge!Change!」だそうです。先生方、こどもたちは、このコロナ禍においても、「何ができないか」ではなく、「何ができるか」を考え、チャンスを見つけては、挑戦しているそうです。臨時休業中も、1年生から9年生までの全クラスで、web会議システムを使用した朝の会を試行的に行ったということです。一人一人を大切にする有明西学園ならではのChallengeです。
また、うれしいサプライズがありました。7年生の教室で、5年生から9年生のこどもたちのメッセージカードをいただきました。表紙はものづくり部のこどもたちが作成してくれたそうです。多くのこどもたちのメッセージに校訓があったのもうれしかったですが、直接話をしたことや私との個人的な思い出を書いてくれた子が多かったのには驚きました。9年生はさすがですね、感謝の言葉、決意の言葉とともに、開校当初の私への労いの言葉もありました(笑)。学校が輝くのは、みんなの努力があるからです。校歌の歌詞のように皆さんが「有明から輝く人になる」ことを期待しています!
江東区教育委員会 教育長 本多健一朗
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