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教育委員会

更新日:2020年12月2日

「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~

幼児が大きく育つ学びの場、区立幼稚園の「こどもかい」

 

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 11月から12月になると、江東区立幼稚園の各園の年長さんのクラスでは「こどもかい」を中心とした取組が行われます(園によって時期は異なります。年中さん、年少さんは1月以降に発達段階に応じて行われることが多いです)。「こどもかい」とは、地域でこどもたちを集めて育成する組織のことではなく、各園で幼児が主体的に作り上げる総合的な学びの場であり、幼児にとっては「自分たちで作り上げた劇や歌、合奏等の発表会」という大きな行事です。

 小・中学校には、教育課程の基準として示された「学習指導要領」があります。幼稚園には、同じように「幼稚園教育要領」というものがあります。「幼稚園教育要領」と「学習指導要領」は、内容面でもしっかりと連続性が図られています。小・中学校で目指す「主体的・対話的で深い学び」は、幼稚園でもその実現を目指しており、「こどもかい」の取組はまさに「主体的・対話的で深い学び」となっています。

 豊洲幼稚園の年長もり組さんの「ミニミニこどもかい(リハーサル)」を見て来ました。「こどもかいで何をしようかな?」幼児は、日ごろ取り組んできた遊びや大好きな絵本、自然の中での体験等、これまで経験してきたことからイメージを広げて、やりたいことを考えるところから活動をスタートさせます。もり組さんでは、廃材を使って動物づくりを楽しんでいた幼児たちと新幹線づくりを楽しんでいた幼児たちが集まって「新幹線と動物たちの冒険」というお話を考え、人形劇に挑戦しました。また、鬼滅の刃ごっこ、スーパーマリオごっこを楽しんでいた幼児たちは、それぞれにその世界に入り込みながら、オリジナルストーリーの劇づくりに挑戦しました。もり組さんの一生懸命な姿と様々なアイデア、見ていた年中いちご組さんも憧れのまなざしでした。「こどもかい」当日が、さらに楽しみですね。

 幼児たちは、連日、グループの子たちと話し合いを重ね、イメージを共有し、ストーリーを考え、力を合わせて大道具や衣装を作ります。先生は、幼児が困った時に相談に乗ってあげる等、裏方に徹しながら、見通しをもって環境を作っていきます。先生は、幼児が主体的に「こどもかい」を作り上げられるよう、年度当初から様々な経験を積ませたり、きっかけになるような仕掛けをしたり、意図的・計画的に保育を行っていきます。

 話し合いが行き詰まったり、時にはけんかになったりしながらも、幼児たちは「みんなでこどもかいを作り上げる!」という同じ目標に向かって、困難を乗り越えていきます。楽器演奏や歌についても、曲決め、担当決め、当日の楽器の準備や片付けもみんな自分たちで行います。「こどもかい」は、幼児にとって大きな学びの場であり、成長の場なのです。江東区立幼稚園の幼児たちは、「こどもかい」を通して、小学校以降につながる確かな力を身に付けていきます。

 江東区では、幼児期の学びや経験を小学校以降の教育に確かにつないでいくことを目指し、「保幼小連携教育プログラム」を作成するとともに、「就学前教育スタンダード」と「こうとう学びスタンダード」を策定し、連携教育に力を入れています。

 

江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

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教育委員会事務局 庶務課 教育政策調整係 窓口:区役所6階1番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-8542

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