更新日:2023年8月16日
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江東区教育委員会
「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~
幼稚園での「はじめの一歩」
今、区役所の2階の区民ホールに、江東区立幼稚園の南陽幼稚園と豊洲幼稚園の園児たちの生活の様子が写真で紹介されています。南陽幼稚園と豊洲幼稚園は、今年度から3歳児保育と預かり保育を開始しました。今回の掲示では、その3歳児保育と預かり保育の様子が紹介されています。9月17日まで掲示していますので、ぜひご覧ください。
幼稚園や保育園は、こどもが保護者以外の大人と初めて長く関わる場となります。こどもたちは、入園当初はどきどきで、保護者の方と別れ難くて、涙、涙の毎日ということもあります。ただ心配はいりません、江東区立幼稚園では「はじめの一歩」をどう踏み出していくかを大切にして、入園当初の環境づくりやこどもたちの活動に配慮をしています。
入園当初は、まずこどもたちが安心できる環境をつくります。家庭的な雰囲気を大切にしながら、先生が一人一人のこどもたちをしっかりと受け止め、その子がその子のペースで好きな遊びに取り組めるようにします。そんなことを続けていくと、いつしか幼稚園が大好きになっていきます。もしそうなれなかったら?大丈夫です。保護者の皆様としっかりと話をしながら、その子が安心して過ごせる環境づくりを一緒に考えていきます。
子育ては、誰もが初めは初心者です。そして、経験者であってもその子の個性によっては、お兄ちゃんやお姉ちゃんと同じ方法ではうまくいかないこともあります。子育ての不安な気持ちは誰しもが抱くことです。大切なのは、一人一人に応じて考えること、そして一緒に考えてくれる人が近くにいてくれることです。
江東区立幼稚園では、保護者の皆様と一緒に考えることを大切にしています。園には先生方だけでなく、スクールカウンセラーもいます。安心してご相談ください。また、江東区では幼稚園以外にも相談できる場所はたくさんあります。私は、学校や幼稚園で、家庭でもこどもたちから学ぶことがたくさんあるなと感じています。「子育てをすることで自分も育つ」そんな気持ちを大切にしたいですね。
江東区立幼稚園の教育にご興味のある方は、お近くの園に、ぜひご連絡ください。
江東区教育委員会 教育長 本多健一朗
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