更新日:2023年6月8日
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江東区教育委員会
「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~
「わたしは、ここで遊びたいな!」遊び場の工夫で、自然に密を防ぎます。
6月8日、江東区立みどり幼稚園の4歳児いちご組さんの分散登園の様子を見てきました。まず園庭に入ると、受付があります。受付の前には、園児が並ぶ位置が分かるように等間隔に丸い輪が置いてあり、みんなそこにちゃんと並んでいました。健康観察シートを先生に見てもらってから、お部屋に入ります。すると、今度は、先生方が工夫して作ったビニールのスクリーンで仕切られている手洗い場で、しっかりと手を洗います。ここも友達と距離がとれるように並ぶラインが引いてありました。まだ、登園を始めて3か目ですが、みんな上手に遊ぶ準備をすることができました。すごい!
幼稚園は、友達とかかわりながら学ぶことがたくさんあります。友達と遊んだり、ちょっとトラブルになったりしながら、「貸して!」「いいよ!」とか、「ごめんね!」「うん、いいよ。もうしないでね!」などなど、たくさんのことを学んでいきます。でも、今はちょっとかかわりを控えて遊んでいます。
各幼稚園では、事前に先生方が園児たちの興味関心や前回の遊びを考慮して、遊ぶ場を工夫して設定します。今日のいちご組さんでは、友達同士が密にならないように、工作や塗り絵をする場所は間を空けて、並んで座るようになっていましたし、ままごとの場所は少し離れたところにありました。また、園庭ではボール遊びと砂遊びの場が離れた場所で、のびのびと遊べるようになっていました。「密を防ぎながら、園児が安心して遊べる環境を作る」のはなかなか難しいことですが、先生方の工夫により、こどもたちが自分のやりたい遊びを楽しみながらも、無理なくその環境をつくることができていました。
江東区立幼稚園の各園のホームページには、園児たちがお家の方と楽しみながら取り組める遊びや運動などが、臨時休業期間中、たくさん掲載されました。みどり幼稚園のいちご組さんの中にも「ホームページで見たよ!」なんて言っている子もいました。みどり幼稚園では、「こんなとき、どうする?」というような問題解決の力を育む、写真を見て考えるお話「みどりのもりのおともだち」が連載されています。先生方のアイデアと愛情と優しさがいっぱいの江東区立幼稚園のホームページをぜひご覧ください!
さあ、皆さん!ホームページにあったことも、これからは実際に幼稚園で体験できますよ。新しい幼稚園の生活様式に慣れながら、少しずつ遊びを広げ、深めていきましょう!
江東区教育委員会 教育長 本多健一朗
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