更新日:2023年8月16日
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江東区教育委員会
「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~
こどもたちを「育てる・見守るバトン」を確かにつなぐ
短くなった夏休み。いつものような活動ができない夏休み。今年の夏休みは、こどもたちにとってはちょっと物足りないという思いがあるかもしれません。そんな夏休みですが、きっずクラブに来ているこどもたち、そしてきっずクラブの取組の様子を見てきました。
江東区では、「江東区放課後こどもプラン」に基づき、こどもたちが安心して過ごせる場として、「江東区きっずクラブ」のよりよい運営を目指しています。現在、各きっずクラブで苦労しているのは、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策です。「こどもたちに楽しい活動をさせてあげたい」でも「こどもたちを新型コロナウイルス感染症から守りたい」これが、全きっずクラブの思いであり、私たち教育委員会の願いでもあります。
今回、訪問した江東きっずクラブ北砂では、こどもたちが楽しい活動をしながらも感染防止対策がしっかりとされていました。こどもたちが密になりがちな遊びは避け、一人でも楽しく遊べる制作活動を用意したり、図書館からたくさんの本を借りたりしていました。指導員の方々がしっかりと話をしてくださっているのでしょう。こどもたちは感染症対策をしながらも楽しく笑顔で遊んでいました。
主任指導員さんは、「B登録の子たちのおやつにも気を配っています。前を向いてソーシャルディスタンスをとること、おやつを配る時指導員も手袋やフェイスシールド等の感染症対策をすること、何よりおやつ自体も個包装の物にしています」と話をしてくださいました。印象的だったのは、「学校で指導している感染症対策を、きっずクラブでも同じように行っています。学校の校長先生、副校長先生としっかりと連携を図ることを大切にしています」という言葉です。
こどもたちは日々成長しています。それは、家や学校、きっずクラブ等…、どんなところでも、そしてどんな時であってもそうです。そんなこどもたちの成長を途切れなく支えていくことが、私たち大人の役目です。家庭や学校、地域、そしてきっずクラブや多くの関わりのある皆さんが、こどもたちを「育てる・見守るバトン」を同じ思いで、心を合わせてしっかりとつないでいくことが大切です。江東区のこどもたちを共に支えていきましょう!よろしくお願いします。
江東区教育委員会 教育長 本多健一朗
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