更新日:2023年7月4日
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江東区教育委員会
「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~
研究主題は、「自分も友達も大好き!」
大島幼稚園を訪問しました。大島幼稚園は、江東区教育委員会の研究協力園として指定を受け、研究に取り組んでいます。江東区立幼稚園は、どの園も研究熱心で、「こどもたちのために、保育をどう工夫すればよいか」等、それぞれの園がテーマを決めて、園内研究に取り組んでいます。保育の質を高めるために研究は重要です。
大島幼稚園の研究主題は、「自分も友達も大好き!~心のつながりのある温かい集団を育てるために~」です。こどもたちが、幼稚園での活動を通して自分や友達の良さに気付き、お互いに認め合えるようになっていくためには、どのように日々の保育を充実させていけばよいか、環境構成や教師の援助の工夫に取り組み、検証しています。
今日、私が園を訪れると、5歳児年長組のこどもたちが、園庭で水の入ったペットボトルを的にして、ボールを投げていました。本来、天気が良ければ水鉄砲の的になる予定でしたが、今日は気温が低いので、手作りボールを使っての的当てに変更です。江東区のこどもたちは投力にやや課題があるのですが、大島幼稚園の男の子たちは、力強く上手にボールを投げていました。将来はプロ野球選手かな?
4歳児年中組のこどもたちの今日の一斉活動は、「うちわ作り」でした。みんなちゃんと椅子に腰かけて集中して製作に取り組んでいました。村田園長先生は、「入園してすぐに分散登園の期間があったので、一人一人の子たちを丁寧に見てあげることができました。こどもたちは、どの先生にも安心して自分の気持ちをしっかりと伝えられるので、登園を渋ることもなく、今も落ち着いて生活できています」とおっしゃっていました。研究の副主題にある「心のつながり」をしっかりと築くことができている証拠ですね。
研究の取組によって、こどもたちが育ち、先生たちも育つ、江東区立幼稚園が大切にしていることの一つです。
江東区教育委員会 教育長 本多健一朗
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