更新日:2022年4月13日
ページ番号:25944
江東区教育委員会
「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~
チューリップ・桜・菜の花・ハナミズキ 今年の春はちょっと違う
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▲【みどり幼】桜も入園式まで頑張りました! |
▲【みどり幼】「今日のお休みは…」当番もばっちり! |
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▲【数矢小】みんなで1年生の入学を歓迎します! |
▲【南砂中】新校舎、新標準服で新たなスタート! |
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▲【豊洲幼】幼児は環境を通して学び、育ちます |
▲【豊洲幼】年長だもん、カメのお世話も任せて! |
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▲【豊洲小】1年生は、早くも算数大好き? |
▲【豊洲小】子らの夢「つなぐ」「かがやく」鯉のぼり |
令和4年度が始まりました。昨年度から続く新型コロナウイルスオミクロン株の感染拡大はなかなか収まらず、今年度も感染症対策を講じながらのスタートとなりました。春の学校、幼稚園は色とりどりです。校庭や園庭には、新入生を迎えるために上級生が植えたチューリップや菜の花、そしてまだまだ頑張って花を残している桜が春のスタートを華やかにしてくれています。通学路のハナミズキやツツジ、ベニバナトキワマンサクも色鮮やかで、新学期のこどもたちを応援してくれているようです。
花々や木々の緑は、毎年、季節に合わせてその姿を見せてくれます。学校・園生活も自然のサイクルと同じように、季節ごとに、成長に合わせて経験を重ね、行事等を実施してきましたが、ここ2年間は新型コロナウイルス感染症の影響で、実施できないことが多くなっていました。それでも、学校・園では、できることに挑戦していこうと、前を向いて様々なことにチャレンジしてきました。昨年度は、こどもたちのアイデアも活かしながら運動会、宿泊行事等、様々な取組を行うことができました。
令和4年度は、さらに一歩進めていきます。基本的な感染症対策を講じながらも、こどもたちにとって大切なことは「必ずやる」ことを大前提に取り組んでいきます。今年の春は、これまでのコロナ禍の春とはちょっと違います。だからと言って、これまでの学校や園に戻るわけでもありません。こどもたちにとって真に必要な活動をよりよい形で、87校園がそれぞれ工夫して取組を進めていきます。実施内容や実施方法等、学校や園によって違いはあると思いますが、こどもたちと先生方の取組を支えていただければと思います。
江東区教育委員会の「教育推進プラン・江東(第2期)」のキーワードは、これまで通り「with… ~ともに~」です。そして、教育施策推進における今年度のテーマは「つなぐ、ひらく、かがやく」です。こどもたちの学びや育ち、みんなの心を「つなぐ」こと、活動を地域や社会、世界に「ひらく」ことを大切にしていきます。そして、その結果として、こどもたちや先生方、教育に携わるすべての人たちが「かがやく」ことを目指していきます。
4月8日に、みどり幼稚園、南砂中学校、数矢小学校を訪問しました。みどり幼では入園式前の年長さんの様子を見ました。当番活動もしっかりと行い、新入園児たちに会えるのを心待ちにしていました。南砂中では、生徒たちが考えて決めた新たな標準服を着た1年生が、クラスで自己紹介をしていました。リボンもネクタイもスラックスもスカートも選択は自由です。みんな、輝いて見えました。数矢小の1年生は、学校生活も仮校舎にスクールバスで通うのも初めてですが、しっかりとはじめの一歩を踏み出していました。
4月13日には、豊洲幼稚園、豊洲小学校を訪問しました。豊洲幼は3歳児保育を行っています。入園間もない3歳児の子たちが、好きな遊びにしっとりと取り組んでいるのにはびっくりしました。先生の読み聞かせも、椅子にちょこんと座って楽しそうに聞いていました。豊洲小も順調なスタートです。4クラスある1年生は、明るく、しかも落ち着いて活動に取り組んでいました。何よりうれしかったのは、児童が校庭で元気に遊んでいる姿です。楽しそうに鬼ごっこをしたり、ジャングルジムに登ったり…、笑顔があふれていました。そんな児童の様子を、悠々と空を泳ぐ大きな鯉のぼりが優しく見守っていました。
この1年、江東区のすべてのこどもたちが、1年間を振り返った時に「かがやく」ことができたと実感できるよう、教育の充実に努めてまいります。教育に携わってくださるすべての皆様におかれましても、「ともに」の思いで、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
江東区教育委員会 教育長 本多健一朗
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