更新日:2023年3月16日
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江東区教育委員会
「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~
卒業生、修了児の門出を祝う満開の桜
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▲【川南幼】思い出いっぱい、大好きな幼稚園 |
▲【有明西学園】よく見ると全児童生徒のメッセージ! |
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▲【豊洲北小】廊下を彩る在校生の素敵な作品 |
▲【東砂小】温かな思いがこもった明るく素敵な会場 |
今年の東京の桜の開花は、観測史上最も早い3月14日でした。そして、22日には満開となりました。本区では16日に区立幼稚園の修了式、20日に中学校・義務教育学校の卒業式、23日、24日に小学校の卒業式が行われました。中学校・義務教育学校の卒業生、幼稚園の修了児は、学校・幼稚園生活のすべてが、小学校の卒業生は後半の3年間がまさにコロナ禍での日々でした。しかし、今年度は、「こどもたちにとって大切なことは必ず行う」という方針の下、感染症対策はしながらも、行事も学習・保育もほぼ予定通りに行われ、卒業生・修了児は大活躍でした。私が出席した卒業式や修了式の様子を少しずつですが、ご紹介します。
<3月16日 川南幼稚園>
今年度末をもって休園、令和5年度中に閉園となる川南幼では、8名の年長児が最後の修了式を迎えました。本園が大好きな8名のための、本園を愛する人たちによる心温まる修了式となりました。大塚園長先生の式辞も一人一人の成長を一人一人に語りかける特別なものでした。修了児は大塚園長先生の目をしっかりと見て、頷きながら聞いていました。修了式後には、川南小の4年生と5年生、大江戸高校の皆さん、本園を愛する皆さんによる心温まるお見送りが行われました。8名の修了児の皆さん、小学校に行っても「ありがとう」の気持ちを大切にする皆さんでいてくださいね。ずっと応援しています!
<3月20日 有明西学園>
有明西学園では、74名の9年生が卒業を迎えました。卒業式は、7・8年生も参加して開校初年度以来、大々的に行われました。特に、後期課程生徒による全員合唱「正解」は、有明西学園の伝統となりつつあるものですが、その歌の美しさ、力強さは見事でした。卒業式後の1~8年生の全児童生徒と全教職員、保護者等による歓送も有明西学園の伝統です。1300人を超える盛大なセレモニーは笑顔あふれる温かいものでした。1年生と9年生のふれあいも本学園ならではです。福田校長先生は、卒業生とは開校から5年間関わられており、その成長を一番実感されていることと思います。私も今回の卒業生とは忘れられない多くの思い出があります。卒業生の皆さん、有明から輝く人になってください!
<3月23日 豊洲北小学校>
豊洲北小では、165名の6年生が卒業を迎えました。喜多校長先生は卒業生が入学した時に着任され、ともに6年間を歩んで来られました。式辞では、卒業生の成長の姿を、まさに最後の授業として卒業生の心に沁み入るように語りかけられていました。卒業生代表の児童は、コロナ禍での学校生活を振り返り、「会えない分、できない分、日頃感じられないことを感じることができました。コロナ禍での経験は私たちへの贈り物です。この経験ができたことは『幸運』だとも言えます。自信と責任感を身に付け、達成感を味わえた小学校生活は『一生の宝物』です」と話していました。この言葉を聞いて、卒業生の成長、そして先生方や保護者の皆様が温かく育ててくださったことを実感しました。
<3月24日 東砂小学校>
東砂小では、51名の6年生が卒業を迎えました。在校生代表の5年生と卒業する6年生が向き合って門出の言葉を述べ、歌を歌い合う姿は、コロナ禍で学年を越えた活動が制限されていた時期を考えると、感慨深いものがありました。5年生が歌った「明日へつなぐもの」、卒業生が歌った「変わらないもの」という歌は、それぞれの思いを映した素敵な歌でした。田中校長先生は、式辞の中で、「物語の主人公」を話題にされ、卒業生の皆さんに、自分自身の人生の主人公、素敵な物語の主人公として自分らしく生きていってほしいと話をされていました。卒業生の皆さんのこれからの51の物語が楽しみです。皆さんが築いた伝統や歴史は、立派な5年生がしっかりと明日へつないでくれます。
改めて、江東区のすべての卒業生、修了児の皆さん、卒業・修了おめでとうございます!これからも皆さんが自分らしく輝くことを願っています!
江東区教育委員会 教育長 本多健一朗
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