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教育委員会

更新日:2022年9月3日

「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~

われらが母校、われらが未来、燦とかがやく 周年記念式典②

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▲全校生徒が会場に集った記念式典

▲力強く本校の姿を語った生徒代表の言葉

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▲校内各所にある本校の歴史を振り返る展示

▲教室にあった、熱いメッセージ

 深川第六中学校の創立70周年記念式典が行われました。本校は、戦災による深川地区の復興と新学制に伴う生徒数の増加により、昭和27年4月に旧明川国民学校の鉄筋3階建て被災校舎の一部を改修して開校しました。昭和30年代には生徒数が1000名を超え、毎年のように校舎の改修を行ったそうです。平成23年度には、区内でもいち早く木質化を進めた素敵な校舎として改築を行い、現在に至っています。

 本校のある木場は、以前は貯木場がある木材の町でした。式典の開会に際し、木場木遣保存会「木響會」の皆さんによる木遣りが披露されました。本校をいつも支えていただいている地域の皆様の木遣りは生徒たちにとって、そして参加された皆様にとっても心に響くものであったと思います。保存会の中には本校の卒業生の方もいらっしゃいます。木遣りだけでなく、角乗りや太鼓等、素晴らしい民俗芸能が、学校の歴史とともに地域の伝統文化として受け継がれているのも本校の特色です。

 今橋校長先生は式辞の中で、少子化と言われている現代においても本校が70年も続いていることの素晴らしさ、地域の皆様に大切にされてきたこと、また約9000人の卒業生や地域の方々にとって本校はとても大切な場所であること等を生徒へ向けて話をされていました。そして、生徒へのお願いとして「自分が育った地域をぜひ大切にしてください。自分が育った地域を大切にすることが、母校である深川第六中学校の発展につながります」と話され、式辞を結ばれました。

 式典の生徒代表の言葉では、新入生として入学式や多くの学校行事ができなかった3年生の本年度前期の生徒会長が、自分たちがこの3年間で大きく変わったことを述べてくれました。「笑顔があふれるようになった」、「授業での発言が活発になった」、「休み時間には誰もが楽しく仲間と会話をするようになった」、「他学年との交流も深まった」、そして、「各学年には様々な人の、様々な『個性のカケラ』が至る所で見られ、それを身近な仲間だけでなく、学校という大きな集団の中で発揮することができるようになりました。それこそが、現在の深川第六中学校の姿です」と力強く話してくれました。本校の生徒たちは、コロナ禍を経て、さらに大きく飛躍していたのです。「六中での生活は宝物です。かつての先の見えない単調な毎日は、多種多様な仲間たちと高め合える刺激に満ちる毎日へと変わりました」という彼の言葉は、会場にいた大人たちの心に深く刻まれました。

 改めて、深川第六中学校創立70周年おめでとうございます。創立70周年を祝う会、教育振興会、同窓会、PTA、地域の皆様、教職員の皆様、ありがとうございました。本校の校歌は3番までありますが、それぞれ「深川六中 われらが母校」という歌詞で結ばれています。本校の卒業生、地域や保護者の皆様、元教職員の皆様等、本校をずっと支えてくださっている皆様の熱い思いが、この歌詞に込められているなと実感しました。そして、3番には「われらが未来 燦とかがやく」という歌詞もあります。本校の未来は、地域の皆様とともに、きっと燦とかがやいていくことでしょう。

 江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

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