ホーム > こども・教育 > 教育委員会 > 「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~ > 令和4年度(2022年度)発行号 > 8月5日 保育園も幼稚園もこども園も、公立も私立も、「ともに」江東区のこどもたちのために ~江東区就学前教育フォーラム~

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教育委員会

更新日:2022年8月5日

「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~

保育園も幼稚園もこども園も、公立も私立も、「ともに」江東区のこどもたちのために       ~江東区就学前教育フォーラム~

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▲パネルディスカッションで意見交換

▲学びがたくさんあった戸田教授の講演

 江東区内の公私立の保育園、幼稚園、こども園、小学校、義務教育学校の先生方や行政の担当者等、江東区の就学前教育に携わる関係者を中心に、保育実践や小学校教育との連携・接続等のより一層の充実について学び合う、記念すべき第1回「江東区就学前教育フォーラム」が区立幼稚園長会の呼びかけにより開催されました。新型コロナウイルス感染拡大が収束しない中、江東区教育センターをメイン会場として、ビデオ会議システムを活用し、400名以上の皆さんが参加されました。

 江東区では、平成23年度に「江東区保幼小連携教育プログラム」を策定し、公立、私立の枠を越えて、区内の保育園・幼稚園・こども園が小学校とも連携し、就学前教育と小学校教育の円滑な接続を推進してきました。また、年間2回「江東区連携教育の日」を設定し、区内24の中学校区に分かれて、その地域の保育園・幼稚園・こども園・小学校・中学校・義務教育学校の先生方が集まって、保育や授業を参観したり、毎回テーマを決めて協議したりして、連携を深めています。各連携グループでは、こどもたちの活動等、日常的な連携も積極的に行っています。

 それぞれの就学前教育施設によって、規模や経営理念等様々な違いはありますが、同じ江東区のこどもたちを育てています。そして、多くのこどもたちが江東区の学校に入学していきます。公立か私立か、保育園か幼稚園かこども園かに関わらず、こどもたちのために連携を図り、就学前教育の質を高めていくことはとても重要なことです。

 今回の就学前教育フォーラムの前半では、本区の私立保育園、公立保育園、私立幼稚園、公立幼稚園の代表の園長先生方と私が参加して、パネルディスカッションを行いました。園長先生方からは、各園で工夫されていること、就学前教育の充実に向けての考え等を話していただきました。オンラインで参加されている先生方も頷きながら真剣な表情で聞いてくださっていました。どの園でも、保育所保育指針・幼稚園教育要領・幼保連携型認定こども園教育・保育要領に基づく保育・教育の充実に向けて取り組まれていること、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を意識した取組の充実を図っていること、日々先生方がこどもたちのために努力してくださっていること等がよく分かりました。そして、先生方の研修や日常的な保育の充実に向けて、より一層連携を深めることが重要であることが共有できました。教育委員会としても、しっかりと支援をしていきたいと考えています。各園では、「江東区保幼小連携教育プログラム」の活用を図り、小学校以降の学びにつながる「就学前教育スタンダード」等を意識した保育の充実に取り組んでいただければと思います。また、区立幼稚園が、江東区内の就学前教育におけるセンター的な役割として、各園の保育・教育、連携の充実をサポートしていきます。育児をされている保護者の皆様もお近くの区立幼稚園にご連絡ください。江東区立幼稚園は「子育ての応援団」です。

 フォーラムの後半は、東京家政大学教授の戸田雅美先生による講演でした。「こどもが育っていくということ、こどもが学ぶということ」と題して、聞いている先生方が元気になり、明日からの保育にまたワクワクして臨めるようなお話でした。小学校以降の教育の現状を踏まえて、就学前教育として目指すべきことについて、具体的な事例を通してお話しくださったので、先生方もとても分かりやすかったのではないかと思います。

 今回の「江東区就学前教育フォーラム」は、本区の就学前教育の質を高め、これまでの本区の保幼小連携教育をさらに充実させていくために、江東区の就学前教育に携わる大人たちが改めて思いを一つにするよい機会になったと思います。「教育推進プラン・江東(第2期)」のキーワードのように、「ともに」江東区のこどもたちのために力を尽くしていきましょう!

江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

お問い合わせ

教育委員会事務局 庶務課 教育政策調整係 窓口:区役所6階1番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-8542

ファックス:03-5690-6911

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