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教育委員会

更新日:2022年10月29日

「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~

「One for All. All for One」生徒に受け継がれる伝統 周年記念式典③

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▲全校生徒が参加して行われた式典

▲生徒会本部役員によるプレゼンテーション

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▲地域学校協働本部の皆様の心のこもった花壇

▲大島西中学校の20年間の歩み

 大島西中学校の開校20周年記念式典が行われました。本校は、平成14年4月、第三大島中学校、第四大島中学校の生徒数減少に伴う統合により、四大中の校舎を受け継ぎ、新たに開校しました。この度、本校は地域の皆様のご協力をいただき、立派なメモリアル・ルームを整備しました。本校の前身である両校を知る皆様にとっては、思い出を振り返る大切な場所となり、生徒たちにとっては、本校の歴史を学び、両校から引き継いだバトンを大島西中として未来につないでいく思いを改めて強く抱くことができる場所となるのではないかと思います。

 山地校長先生は式辞の中で、開校時の卒業式での生徒の言葉に触れられました。在校生が、「統合により一緒になった両校の生徒たちとともに学校生活を送っていけるか不安だったが、3年生の先輩方が前向きに、そして仲良く過ごされている姿を見て、西中として前進できた」と送る言葉を述べると、3年生が「中学校の友達は大切な宝物だ。統合してよかった」と統合前も新たな大島西中となった後も友達の絆は変わらないこと、そして新たなスタートを前向きに受け止めてきたことを力強く答えたというエピソードでした。

 この開校時のエピソードに込められた、「上級生の姿を見て下級生が育つ」ということは、その後本校の伝統となり、今も生徒たちの中で脈々と受け継がれています。式典での山地校長先生の式辞にも、そして生徒代表の言葉にもありましたが、本校では生徒が何事にも主体的かつ積極的に活動に取り組んでおり、生徒会にはこの10年間受け継がれているスローガン「One for All. All for One」があります。

 そして、この大きなスローガンの下、生徒会が中心となりその年のスローガンを設定しています。今年度は、「何事にも完全燃焼」です。式典では、生徒会本部役員がこのスローガンの下どのような活動に取り組んできたのか、1年間を振り返りながらプレゼンテーションしました。生徒総会、運動会、みんなの声を集める目安箱「意見募集ちゃん」、3年生を送る会等、本校の生徒たちはスローガンのとおり、何事にも諦めずに全力で取り組んできたことが分かりました。本校の伝統がしっかりと生徒たちの心、行動に受け継がれていること、素晴らしいですね。

 改めて、大島西中学校開校20周年おめでとうございます。開校20周年記念行事実行委員会、生徒育成会、地域学校協働本部、PTA、地域の皆様、教職員の皆様、ありがとうございました。本校の校章は、限りない未来に向けて進展する生徒を表したペンが中央にあり、ペンの左右に保護者、地域、学校を表した三角形が生徒を力強く支え育んでいます。まさに、この20年間の本校の姿を表現したものになっているなと思います。 

 そして、校章の周りの三重円は小名木川で、生徒一人一人の円満な人格形成と保護者・地域・学校とが和して連携し、未来に発展する学校を表しています。式典の生徒代表の言葉は、「小名木川に沈む夕日」から始まり、「朝日のように輝いていける学校を目指していく」という未来への決意で結ばれていました。生徒がいつも中心にいて輝き、地域・保護者・学校の大人たちが温かく支える本校は、前身の三大中、四大中の思いもつなぎ、きっと未来に向けて輝きを増し続けていくことでしょう。

 江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

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