ゼロカーボンシティ江東の実現に向けて5
CO2の少ない交通手段で脱炭素へのアクション
通勤・通学・買い物・旅行などで、私たちが毎日行う「移動」、それに伴うCO2排出量は、国によると生活全体の排出量の約4分の1を占めています。日常生活のさまざまな移動手段を工夫し、CO2排出量を削減しようとする取り組みを「スマートムーブ」と呼びます。
日常生活における脱炭素行動と暮らしにおけるメリット「ゼロカーボンアクション30」から、「スマートムーブ」について紹介します。
公共交通機関、自転車や徒歩での移動がおすすめ
1人が1km移動する際に排出されるCO2は、自家用乗用車と比べて、バスは約2分の1、鉄道は約7分の1です。また、自転車や徒歩はCO2を全く出さない究極の「エコ」な移動手段です。鉄道やバス、自転車や徒歩での移動は、自家用車よりも多くのカロリーを消費し、健康面でもメリットがあります。
特に、長距離移動を伴う出張や旅行では、個人の工夫により大幅なCO2の削減が可能です。遠くへ出張する際には新幹線を、旅行先ではバス、電車、自転車等を利用しましょう。
自動車での工夫
自動車を運転するとき、ふんわりアクセル「eスタート」やアイドリングストップ等のエコドライブを実践すると燃費がよくなります。また、緩やかな発進・加速で、周囲に気を配った運転は交通事故の減少につながります。
自家用車を持つ方は、EV(電気自動車)、FCV(燃料電池自動車)など、次世代自動車への乗り換えを検討してみませんか。区や国では、次世代自動車の購入費用や電気自動車等の充電設備を設置する費用の一部を助成しています。
その他の移動・交通におけるCO2削減の取り組み
近隣の人と同じ車をシェアして必要な時だけ使う「カーシェアリング」や、街中を共用の自転車でスムーズに移動できる「コミュニティサイクル」など、CO2削減のための取り組みも広がっています。
環境にやさしく、健康的な生活にもつながる「スマートムーブ」を始めてみませんか。
【問合先】温暖化対策課環境調整係☎3647-6124、℻5617-5737
関連ページ
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください