障害理解と障害者とのコミュニケーション3
知的障害のある方
知的障害とは、発達時期に脳に何らかの障害が生じたことによる知的発達の障害です。
障害の程度や必要な支援内容は人によってさまざまです。重度の障害があり常に福祉サービスを使って生活する方もいますし、軽度の障害があり一般の会社などで働いている方もいます。
知的障害の主な特徴
- 学齢期のこどもや成人では年齢相応の読み書きや計算の習得が難しく、支援が必要な場合があります。
- 自分の意思を伝えることや、相手の言葉や気持ちを理解することが苦手な方もいます。
- 特定の行動や場所に執着したり、同じ言葉や質問を繰り返したりする方もいます。
配慮のポイント
- 一度にたくさんのことを言われたり強い口調で話しかけられたりすると、どうしていいかわからなくなってしまいます→わかりやすい言葉でゆっくり丁寧にやさしく話してください。
- 「何に困っていてどうしたいのか」をうまく伝えられない場合があります→混乱している方やうまく言葉を発することができない方には、ゆっくり考えてよいことを伝えてください。
- 成人の方をこども扱いしないでください。
思いやりの心をもって
障害の程度は、軽い方から重い方まで個人差があります。障害があるからできないと決めつけずに、できることを一緒に考えてみましょう。
【問合先】障害者施策課施策推進係☎3647-4749、℻3699-0329
江東区コミュニケーションハンドブック
江東区では、言葉によるコミュニケーションが難しい方に対して、イラストや記号を使って意思表示などのやりとりができる「江東区コミュニケーションハンドブック」を作成しました。障害福祉部窓口(区役所隣防災センター2階)、各出張所・図書館・文化センター・スポーツセンターで配布しています。
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