ゆずりあい みんなで住みよいまちづくり~工事のあれこれ~4
工事によって業者が変わる?
実際にあったこんなトラブル
隣家の解体工事について、解体工事の業者さんへ工事に対する要望を出していました。
しかし、解体工事が終了したのに連絡もなく、新築工事が始まりました。新築工事の現場責任者に解体工事の業者さんとの決めごとについて問い合わせたところ、解体工事と新築工事とは別の発注であり、解体工事時の対応はできないと言われました。
幸いなことに、解体工事の業者さんとの決めごとをきちんと文書に残し、また、解体工事の業者さんとも連絡が取れたので、その決めごとどおりに対応をしてもらうことができました。
現場には、解体工事と新築工事との2つの看板が掲示されていたことは知っていましたが、2つの工事が間を開けずに始まったことから「同じ会社が一括して工事を行うのだろう」と思っていました。
工事によって業者が変わる
今回のように工事の内容ごとに別々の業者さんが工事を行うことは珍しくありません。
一般的な工事の場合、解体工事の業者さんが建物の解体工事を行い、更地にしたあとに新築工事の業者さんによって、新築工事を行います。また、解体工事と新築工事とで工事の発注者が異なることもあります。
そのため、解体工事から新築工事まで同じ業者さんが行うとは限らないのです。
トラブルを防ぐには?
今回のようなトラブルを防ぐために、解体工事と新築工事が一括で行う工事かどうかをよく確認してください。
そして、解体工事のトラブルは解体工事が終わる前までに、新築工事のトラブルは新築工事が終わる前までに解決しましょう。
【問合先】建築調整課建築紛争調整係☎3647-9767、℻3647-9009
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