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更新日:2022年5月16日
黄色い点字ブロックが視覚障害者のために設置されていることは皆さんもご存じだと思います。でも、目が見えないなら何色でも良いのではないかと疑問に思いませんか?
点字ブロックは全く目の見えない「全盲者」だけでなく、実は少し目の見える「弱視者」も利用しています。
黄色い点字ブロックが歩道にあるとよく目立ちます。弱視者は黄色を目印に沿って歩くことで歩道を
点字ブロックには下図の2種類があります。
誘導ブロック(線状ブロック)移動の方向を示します。
警告ブロック(点状ブロック)注意する場所を示します。
視覚障害者はこの2種類の点字ブロックを利用して移動しています。しかし、知ることができる情報は「ブロックに従って行けば、先にある『何か』まで、安全に歩道を進むことができる」ということと、「この先には今までの状況とは違う『何か』(例えば階段、横断歩道、建物の入口など)があるので一旦止まり、周りを確認する必要がある」という情報だけで、『何か』についての情報までは知ることができません。
そのため、最近では点字ブロック上に二次元コードを貼り、スマートフォンと連携させることで目的地まで音声案内する取り組み等も始まっていますが、まだごく一部です。迷った様子の方を見かけたら声を掛け、求めがあれば支援できると良いですね。
せっかく安全な歩行のために設置された点字ブロックも、その上に看板や自転車等が置かれたり、黙って立ち止まりスマートフォンなど操作している人がいると、視覚障害者は気付くことができず、ぶつかってしまいます。大変危険ですので、点字ブロックの上はふさがないようにしましょう。
【問合先】まちづくり推進課まちづくり担当(やさしいまちづくり)☎3647-9781、℻3647-9009
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