小学校高学年期のこどもたち6
中学校入学に向けて
環境が大きく変わる中学校への入学は、楽しみと同時に不安を感じるお子さんも多いのではないでしょうか。
小学校と中学校の違い
小学校は一般的にクラス担任が授業を受け持ちますが、中学では科目ごとに先生が変わります。行事や普段の生活で、自主性がより求められます。自分から発信しないと助けてもらえないこともあり、戸惑う子もいるかもしれません。先輩や後輩、友人など新しい人間関係で不安を感じる子もいるでしょう。入学前に少しでも不安が和らげられるよう準備できるといいですね。
中学校生活のイメージをもつ
中学校の様子を話してあげられるといいでしょう。親が自分の体験談も交えて話すのもいいですね。その際、大変だったことを強調すると不安をあおってしまいます。新しい仲間ができたことや達成感を味わえたこと、感動したことなど、前向きな内容を伝えてあげてください。
学習習慣を身につけておく
中学に入ってからは定期テストもあり、日々の勉強がより大切になります。小学校の間に復習する習慣をつけておく、入学前の春休みに簡単なドリルをやっておくのもよいでしょう。長い時間でなくても、毎日決まった時間勉強することを習慣にしていきましょう。わからないところは、今のうちに整理してできるようにしておくと安心ですね。
家を安心できる場所に
入学前後に限らず、お子さんが不安を話しやすい環境を作ってあげてください。ゆったりした雰囲気があると、何となく話を切り出しやすいかもしれません。
また、この時期難しいのは親子の距離感です。こどもが求めていないのに親が手を出し過ぎると必要な自立をはばみ、かといって放っておくとまだまだできないことも多くあります。親は近すぎず遠すぎず、こどもが自分で取り組めるよう見守りフォローしてあげましょう。「いつでも力になるよ」という姿勢を見せ続けることは、お子さんの大きな力になります。SNSについても親子でルールを決めておきましょう。
【問合先】地域教育課社会教育担当☎3647-9676、℻3647-9274
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