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更新日:2022年5月16日

小学校中学年期のこどもたち1

何かにつけ親への反抗が目立ってきました

小学校生活にも慣れた3年生~4年生くらいの時期は、親に反抗的な態度をとったり、イライラして怒りっぽくなるこどもが増えてきます。

中間反抗期とは

第一反抗期(「イヤイヤ期」と呼ばれる2~3歳頃)と第二反抗期(「思春期」小学校高学年~中学生頃)の間である、小学校低学年~中学年頃にも『中間反抗期』と呼ばれるプチ反抗期があり、こどもの成長には欠かせないものと言われています。他の反抗期ほど激しくはないものの、その態度や言動に戸惑う保護者の方も多いようです。

どんな特徴が見られる?

  • 親に何かと口答えをして食ってかかる
  • イライラした様子で親と会話をしたがらない
  • 生活態度などに関して注意しても聞こうとしない
  • 親が手助けするのを嫌がる

この時期のこどもたちは、親への依存から友だちの社会へと移っていく中で、さまざまな体験をしながら頑張っています。イライラは、「自分の思いをうまく言葉に整理できない」ことが一番の原因とも言われています。

中間反抗期のこどもへの接し方

こどもが「気持ちを言葉で表現」できるように、安心して話せる環境を作ってみましょう。「どうしたの」「何かあった」と誘いの言葉をかけてあげる、話を聞くときには「聞き手に徹する」ことも大事なポイントです。

この時期、口答えをするのは自分の考えを認めてもらいたいからです。たとえこどもの言い分が間違っていても、「そう思うんだね。わかったよ」といったんは「受け入れる」態度を示しましょう。ただ、言いなりになることとは違います。言っても聞かない場合に、親が代わりにやってしまうのではなく、「自分でできることは自分でしよう」とはっきり伝えて任せましょう。人を傷つける言い方をしたら、「そういうふうに言われると、悲しくなる」としっかり教えることも大切です。

中間反抗期も成長の表れです。自我が育ち、自分で考え行動しようとする気持ちが出てきています。「しっかり育っている証拠」なのです。

【問合先】地域教育課社会教育担当☎3647-9676、℻3647-9274

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