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更新日:2022年5月16日

ユニバーサルデザインを知ろう3

だれでもトイレ

「だれでもトイレ」とは?

「だれでもトイレ」「多機能トイレ」「多目的トイレ」などと呼ばれるこのトイレ。元々は広さが必要な車いす使用者を考えたトイレでした。

しかし、トイレ目的ではない不正利用者が多く、いろいろな人に使ってもらうことでそれを防ごうと、オストメイト(人工肛門・人工ぼうこう造設者)のための設備や、子連れが使えるベビーチェアやおむつ交換台等を設置して、多機能なトイレとしてきました。

また、異性による介助ができるように男女共用のため、性別の違う親子が介助のために使用したり、心と体の性別が一致しない人が男女別を気にしないで使用できるなど、多様な人が利用しています。

「だれでもトイレ」と呼ばないで!?

誰もが使いやすい設備や広さを備えた「だれでもトイレ」は、まさにユニバーサルデザインの一つと言えます。

しかし最近、多機能化したがために利用者が増加し、また一般のトイレでも問題ない方が「だれでも」を誤解して利用することで、このトイレでなければ使えない人が困るということが問題となっています。

そのため国は3月、集中した機能の分散化を図るとともに、誤解を与える名称の使用を止め、今後はその分散化した機能の総称を「バリアフリートイレ」と決めました。

使っちゃダメなの?

例えば、一刻を争う緊急事態。一般のトイレは長蛇の列で、限界はすぐそこ。そんな時、「だれでもトイレ」が空いていたなら…使ってしまって構いません(ただし、短時間、常識の範囲内で)。

大切なことは一般のトイレでも問題がない時はそちらを使い、「そこしか」使えない人のために極力空けておく、という普段の配慮です。

あれ?あの人…!

「だれでもトイレ」から一見、一般のトイレでも問題がないと思われる人が出てきても、非難の目で見てはいけません。見た目では判断がつかない、例えばオストメイトなどは、不愉快な思いをされることも多いそうです。

【問合先】まちづくり推進課まちづくり担当☎3647-9781、℻3647-9009

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