小学校高学年期のこどもたち2
いっこうに自分から勉強しようとしません
こどもが小学校高学年になってくると、自分から勉強することを、親はつい期待してしまいますよね。なかなか勉強しない不安から叱り続けていたら、お互いにストレスになり疲れてしまったり、こども本人は勉強から遠ざかってしまったり。こどもは元来好奇心のかたまりです。さまざまなことに興味を持ち、学ぶ意欲を生まれながらに持っています。自分なりの勉強スタイルを見つけるサポートをしてあげられたらいいですね。
勉強しない理由と対策
1.勉強がわからない
学校の授業の内容を理解できていなかったり、難しいと感じているのかもしれません。わからないのに「勉強しなさい」と言われたら、嫌になってしまいそうですね。
まず、こどもの理解度を確認することが大事です。できれば隣でサポートしてあげながら、わかるレベルまで戻って「できた!」という体験を積み重ねていきましょう。
2.勉強に苦手意識がある
「授業中に答えられなくて恥ずかしかった」「友達と点数を比べられバカにされた」等、苦手意識につながることがあったのかもしれません。勉強を見てあげながら、その原因を特定して
3.親に勉強を強制される
学校から帰ると「勉強しなさい」と言われ続けて勉強したくなるこどもはなかなかいないですよね。放課後はやりたいこともたくさんあります。
こども自身に勉強する時間や量を決めさせてみましょう。答えはできるだけ受け入れてあげてください。自分で決めたことができると自信につながります。繰り返すと時間や量の調整もできるようになるでしょう。お楽しみに後で遊びの時間を入れておくと、勉強がはかどったりもします。
4.集中力が続かない
机にむかっても、気が散ったり、眠くなったりということもあります。こどもが集中できる時間は、大人よりもずっと短く、高学年でも最大30分と言われています。まずは15分単位から始めて繰り返す、こまめに休憩をとる、最初は簡単な問題で脳にやる気を起こさせる、少しだけ難しい問題をやる等、勉強を続けやすくなる工夫をしてみましょう。
「ほめること」も忘れずに。
【問合先】地域教育課社会教育担当☎3647-9676、℻3647-9274
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