小学校中学年期のこどもたち3
勉強の好き嫌いがはっきりしてきました。家庭学習でどうフォローすべきでしょうか
小学校3年生からは、教科数が増え、内容も盛りだくさんになるので、こどもたちの勉強の好き嫌いもはっきりしてくる時期です。
勉強嫌いになる原因は?
- 勉強がわからない
「わからない」とテストの点数もとれないし、宿題も進みませんよね。でも、自分からわからないところを勉強して克服できるこどもはほとんどいないのです。放置せず、ご家庭のできる範囲でサポートしてあげましょう。
- 親が勉強を強制する
人には「自分の行動や選択は自分で決めたい」という欲求があり、それが脅かされると自由を回復しようとします。「勉強しなさい」と言えば言うほど、「絶対にやるもんか」と反発する気持ちをもってしまうのかもしれません。
- 他のこどもと比べられる
比べる言葉はこどものやる気をくじいてしまいます。兄弟を比べるのもNGです。
勉強嫌いにさせない学習習慣
- こどもと勉強時間を決める
自分で学習時間帯を決めたこどもは学習意欲が向上すると言われています。時間を決めたら、毎日その時間には机に向かうようにします。なかなか勉強を始めなくても、「今日は何時からだっけ?」など声かけは穏やかに。
- 勉強時間を長くしない
勉強時間が長すぎると、こどもの集中力が続きません。1日3ページ、10問など、短時間でも毎日勉強を継続することを優先しましょう。1回5分の細切れ学習を試してみるのもお勧めです。
- 学習環境を整える
落ち着く場所、集中できる場所はこどもによって違うものです。親子で一緒に考えて、スムーズに勉強が始められるといいですね。
- 無理のない教材を選ぶ
難しい問題ばかりだと嫌になってしまいます。7~8割解けるレベルで、「できた感」を持てるとよいかもしれません。得意科目から始めるのも取りかかりやすいですね。
- 勉強したらほめる
点数などの結果ではなく、「○分も勉強したね」など、勉強に関する行動をほめてあげてください。親からのほめ言葉は何よりの力になります。
【問合先】地域教育課社会教育担当☎3647-9676、℻3647-9274
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