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更新日:2022年5月16日

小学校中学年期のこどもたち2

友達関係が変わり、親の目が行き届かず、トラブルも増えています

小学校中学年期のこどもたちは「ギャング・エイジ」とも呼ばれる年代で、自分で仲間を作ることが増える時期です。

それまで、保育園や幼稚園が一緒だったり、ご近所だったりといった環境で築かれた交友関係だけではなく、自ら一緒にいる友人を選ぶといったことも増えていきます。

この時期は発達段階としては後の思春期・青年期の前段階となります。

思春期・青年期は、自立に向けて外の世界に自分の居場所を作り始め、他者との関係の中から自分自身を確立していく時期です。

その前段階であるこの時期に、自ら交友関係を広げていくことは大切なことでもあります。

しかし行動範囲も広がり、大人の目が届かない時間が増えることで友人間のトラブルも起きやすくなり、保護者としては心配になるところです。

そんな時家庭で話をする際は、始めから否定的な声かけをするのではなく、まずは受容的な姿勢で話をすると良いと思います。

その上で、心配していることや家庭のルールを伝えると、こどもも受け止めやすいと思います。

例えば、「最近、お友だちも増えていろんな所に遊びに行けるようになったよね。良いことなんだけど、お金のやり取りや買ってあげたりもらったりはなしにしようね。困ったことがあったら教えてね」などと伝えていきます。

また、オンラインやSNSに関する交友関係もだんだん増えていきます。

本格的に個人的なオンラインでの交流やSNSの使用を始める際には家庭でルールを設定し、こどもと一緒にしっかり確認をすることが重要です。

あらかじめこどもがルールに納得していると、トラブル等が起きた際にもお互い納得のいく対応がしやすくなります。

「本人の意思を尊重して、見守りつつもルールは設定していく」というのはなかなか難しいことです。

まずは保護者の皆さんの負担になりすぎない形で、できる範囲から行ってみると良いかと思います。

【問合先】地域教育課社会教育担当☎3647-9676、℻3647-9274

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