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更新日:2024年9月6日
砂村新田(すなむらしんでん)は砂村新左衛門一族が原野や砂州を開拓した新田です。万治年間(1658~61)に開拓され、範囲は東は中川、西は横十間川、南は海岸、北は現在の清洲橋通り辺りでした。区内の新田開発のうち、最も規模の大きいもので、開拓者の姓をとって砂村新田と名付けられました。
砂村新左衛門は『新編相模国風土記稿』(しんぺんさがみのくにふどきこう)では摂津国上福島(大阪府・一部兵庫県)の出身とされていますが、元文2年(1737)成立の『御家御代々記』によれば、越前国砂畑村(福井県鯖江市)の出身です。新右衛門、三郎兵衛、新四郎と三郎兵衛の子新三郎を連れて、関東へ移り、野毛新田(神奈川県横浜市)に関わり、内川新田(神奈川県横須賀市)を開拓し、新三郎に内川新田の経営を任せた後、砂村新田を開発しました。新左衛門は寛文7年(1667)12月25日に没し、正業寺(横須賀市)に墓が残されています。
砂村新田は江戸近郊の農産地として、スイカ、カボチャ、キュウリ、ナス、ネギなどが特産品でした。
郵便番号 | 136-0076 |
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住所 | 南砂1~7、東砂8 |
地区 | 城東 |
所在地(所有者) | * |
登録年月日 | 1981年4月10日 |
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