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更新日:2022年2月2日
「分限江戸大絵図」(部分)
明和2年(1765)、平井満右衛門により州崎弁天から砂村新田にいたる干潟が埋め立てられ、平井新田が成立した。平井新田は塩浜にする計画で開発され、明和3年には塩浜が築かれ製塩が開始された。
寛政5年(1793)の「分限江戸大絵図」には塩浜の位置や規模、様子が描かれている。それによると、塩浜は平井新田の西部に位置しており、海から海水を導く「塩浜汐引ホリ」としるされた水路や、鹹水(濃い塩水)をつくる「汐溜」、海水を煮つめて塩をつくる「塩カマ(竈)」の様子がうかがえる。平井新田は塩浜にする予定で開発されたものであったが、潮の便が悪く永続せず、塩浜はまもなく廃止された。しかし、塩浜という地名は残り、「平井新田字塩浜耕地」の呼称は明治24年(1891)この地域が深川区西平井町に編入されるまで続いた。
郵便番号 | 135-0016 |
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住所 | 東陽3、5の東部及び4の西部 |
地区 | 深川 |
所在地(所有者) | * |
登録年月日 | 1984年3月26日 |
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