荻家歴代墓
荻家(おぎけ)は元和年間(1615~24)に河内国枚方(ひらかた)村から移住して荻新田を開発しましたが、その詳細は不明です。荻家代々の墓所は上妙寺墓地中ほどに位置し、5基の墓石が建てられています。
一番古い年代が刻まれた墓石は墓域の左側に位置し、正面中央に「先祖代々」と陰刻された墓石があり、両脇には「最善院宗圓」「最勝院妙宗」という戒名が刻まれています。男性である「最善院宗圓」の右側には寛文9年(1669)12月24日とあり、上妙寺の過去帳ではこの人物が荻家初代となっています。
荻家によって開発された荻新田は『新編武蔵風土記稿』によれば、享保17年(1732)段階で家数10軒、東西1町半、南北4町半と南北に長く、開発以来幕領になっていました。
郵便番号 | 136-0074 |
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住所 | 東砂1-4-6 |
地区 | 城東 |
所在地(所有者) | 上妙寺 |
登録年月日 | 1983年5月31日 |
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