東京市立深川図書館跡
東京市立深川図書館は、明治42年(1909)に日比谷図書館に次ぐ東京市立の図書館として深川公園内に創立されました。当時は公園内の南西に位置しており、図書館の東側は梅園に接し、北側には桜が植えられていました。建物は、東京勧業博覧会(明治40年)の時に瓦斯(ガス)会社が機械や材料の展示に使用したものを移築しました。総建坪は約150坪で、洋風多角形および長方形の木造平屋建ての建物を中心とした構造でした。
大正12年(1923)の関東大震災により、深川図書館は建物と図書を焼失しました。昭和3年(1928)、清澄公園内に場所を移し、鉄筋3階建ての図書館として新築されました。昭和25年(1950)、区に移管されて江東区立深川図書館と改称されました。
現在の深川図書館は、平成5年(1993)に改築された三代目の建物です。これまでの深川図書館をイメージして設計された外観や内装に加え、一部に旧材が使用され、往時をしのばせる姿となっています。
郵便番号 | 135-0047 |
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住所 | 富岡1-14 |
地区 | 深川 |
所在地(所有者) | 深川公園 |
登録年月日 | 1987年3月26日 |
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