勝田家墓地
勝田家(かつたけ)は亀戸町などの名主を務めた家で、享保14年(1729)の『万世町鑑』には亀戸町・亀戸清水町・亀戸境町の名主として勝田次郎助が記されています。出自・来歴に不明な点が多くありますが、近世初期には亀戸に住んでいた有力者とみられます。
墓地には、宝篋印塔(ほうきょういんとう)3基、五輪塔1基など8基の墓石があり、本堂正面左右の植え込み中の宝篋印塔2基と五輪塔1基も元は勝田家墓地にあったいわれています。最古の物は元和7年(1621)銘の宝篋印塔で、以下、元和9年(1623)、寛永2年(1625)、寛永10年(1633)、寛永11年(1634)と続きます。こうした古い石塔がまとまって存在しているのは区内でも珍しく、近世初期の石塔の事例としても貴重です。
郵便番号 | 136-0071 |
---|---|
住所 | 亀戸3-43-3 |
地区 | 城東 |
所在地(所有者) | 普門院 |
登録年月日 | 1985年3月25日 |
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください