村田家墓
村田家は、上総国(千葉県)村田村に住み、のち江戸に出て商売を始めたと伝えられています。その後、日本橋小舟町(にほんばしこぶなちょう・中央区)で手広く干鰯問屋(ほしかどんや)を営むと共に、副業に質両替店を営み江戸の豪商となりました。
現在は7基の墓石と1基の碑が1区画にまとめられています。この中に、春海(はるみ)の墓をはじめとして、父春道・兄春郷の墓、春海の養女で「近世三六人撰」にあげられる歌人の多勢子の墓や春路の墓があります。俗名は不明です。
春道・春郷・春海は、賀茂真淵に師事し、国学・歌文を学びました。この関係から、賀茂真淵製文、橘千蔭書で春海が建立した、春郷の追悼碑があります。しかし、剥離が激しく、銘文は一部を除き不明です。
郵便番号 | 135-0024 |
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住所 | 清澄3-4-23 |
地区 | 深川 |
所在地(所有者) | 本誓寺 |
登録年月日 | 1986年3月26日 |
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