旭焼製造場跡
明治以降、日本へ新しい上絵具(うわえのぐ)や顔料(がんりょう)等が伝わり絵付(えつけ)の技術が向上し、陶磁器に精緻(せいち)な表現が可能となりました。これらの陶磁器は輸出用に製造され、深川にも工場がありました。
旭焼製造場(あさひやきせいぞうじょう)は、渋沢栄一(しぶさわえいいち)らが出資・結成した旭焼組合によって、明治23年(1890)に深川区東元町14番地(森下3-13)に設けられました。旭焼はドイツ人技師ワグネルの指導を受けた人たちが日本画のモチーフを素地(きじ)に絵付し、その上に釉薬(ゆうやく)を掛けて焼成(しょうせい)したものです。本製造場では、主に暖炉の装飾タイルが製造されました。
郵便番号 | 135-0004 |
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住所 | 森下3-13 |
地区 | 深川 |
所在地(所有者) | |
登録年月日 | 1986年3月26日 |
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