ホーム > こども・教育 > 教育委員会 > 「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~ > 令和3年度(2021年度)発行号 > 1月13日 文部科学大臣優秀教職員組織表彰、おめでとうございます
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更新日:2022年1月13日
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▲オンライン研究発表会を学校から配信 |
▲講師の先生と参加者がチャットで意見交換 |
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▲生徒の学習の様子は動画で公開 |
▲研究をまとめたリーフレット |
文部科学省において、令和3年度文部科学大臣優秀教職員表彰式が行われました。全国で812名の個人表彰と58校等の団体表彰があり、江東区では2名の先生と1校が表彰されました。今年度、団体で表彰を受けたのは、深川第七中学校です。これまで学校として取り組んできた情報モラル教育の実践が高く評価されての受賞となります。(情報モラル教育や、本校の取組の一端は、昨年度の学校日記<9月3日「『情報モラル』を確かに身に付けること」>をご覧ください)
本校は、昨年12月21日に、江東区教育委員会研究協力校として令和元年度から取り組んできた研究の成果を広く発表する研究発表会を行いました。研究主題は、「情報社会で適正に行動する生徒の育成」で、情報モラル教育について教科等横断的に研究を重ねてきました。本来であれば、多くの先生方に本校にお越しいただき、生徒たちの学習の様子、先生方の研究への取組を直接ご覧いただきたかったのですが、コロナ禍ということもあり、オンラインでの開催となりました。しかしながら、区内外から多数の学校、先生方にご参加いただきました。研究発表会では、本校の研究の報告を行った後、本校の研究を継続的にご指導いただいた、静岡大学教育学部准教授の塩田真吾先生からご講演もいただきました。ご講演では、オンラインのよさを生かして、参加されている先生方とチャット機能を使い、双方向でやり取りを行う等、ともに学びを深めることができました。
情報社会の急速な進展の中、インターネットやSNSに関わるトラブルは後を絶ちません。文部科学省の調査では、昨年度の児童生徒のパソコンや携帯電話を使ったいじめの認知件数は過去最高となっています。ちなみに本区では、この数値は減少しています。本校では、生徒のスマートフォンの所持率が86.4%と高いこと、さらには生徒たちが将来、情報社会を生き抜いていくための確かな力を育んでいくことを重視し、情報モラル教育の充実に取り組んできました。
本校の研究のよさはたくさんありますが、その内4点について紹介します。
本校の研究について、西田校長先生は、「生徒たちがSNS等のインターネット上でのトラブル予防について、自分事として自覚し、実際に行動改善につなげることができました。今後は、カリキュラム・マネジメントの視点で整理した3年間の情報モラル指導計画を実践しながら、『七中の当たり前』とすることで生徒の情報モラル意識をさらに高めていきます」と話してくださいました。今後のさらなる充実を期待しています。この度は、誠におめでとうございます。
江東区教育委員会 教育長 本多健一朗
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